気持ちいいぐらいに晴れた日に
先日、大好きな大好きな祖母が亡くなりました。
88歳でした。
もう何ヶ月も入院していて、
話もできない状態だったのでいつ何があってもおかしくないとは言われていて、、、まあそんなことはわかっていたんですが、ただただ今はさみしいです。
小さな息子を連れての葬儀は、
息子のことも気にかけながらだったので、気持ちがフワフワとしていて、
涙が止まらなくなったり、
ふと気持ちが落ち着いたり、
気持ちの整理もできずだったんですが、
日が経つにつれてさみしさを実感している毎日です。
母親が仕事をしていたし、
父親は離婚していなかったので、
小さな頃からおばあちゃんと過ごす時間がすごく多くて、姉、弟とわたしの3人の面倒をみてくれていたおばあちゃんでした。
送り迎えも、ご飯も、買い物も、美容院も、病院も、何もかもおばあちゃんと一緒でした。
働き者のおばあちゃん、怒るとすごくこわかったけど、3人兄弟みんなおばあちゃんが大好きでした。
大学に通い始めてからは、実家を離れたのですが、帰るたびに
「よく帰ってきてくれた」と喜んでくれ、「なんか食べたいもんないか?」と気遣ってくれ、
「身体には気をつけて過ごしや」といつも心配してくれ、
帰るときには最後まで見送ってくれる、そんなことが当たり前のおばあちゃんでした。
気持ちいいぐらいに晴れた日に、
たくさんの人に見送られて、
たっくさんの綺麗なお花に包まれて、
化粧なんてしたことなかったおばあちゃんが綺麗にお化粧してもらって、
天国のおじいちゃんのシャツに包まれて、仲の良い自慢の家族の写真と手紙とたくさんの思い出と、大好物のお菓子を持って旅立っていきました。
もっと話がしたかったなぁ、
もっと一緒にお出かけもしたかったなぁ
結婚式の晴れ姿も見て欲しかったなぁ、
かわいい息子も抱っこしてほしかったなぁ。
思い残すことはないと言いたかったけど、そんなことあるわけないなぁと思います。思い残すことのないように過ごしていたつもりですが、いざ大事な人とのお別れをしてしまうと、溢れるように出てくるんやなぁ。
今もこうやって書くことで気持ちを落ち着かせよう、これ以上悲しまないように着地点を見つけよう(これわたしの悪い癖です。)、泣いて周りに迷惑かけないように、してますが、
悲しくてさみしくて当たり前、涙が出て当たり前、気持ちの整理もできずで当たり前、全部受け止めて過ごそうと思います。
わたしのおばあちゃんは、有無を言わさず最高のおばあちゃんです。
たまに話しかけようと思います。
ゆっくりやすんでね、ありがとうね、おばあちゃん。
それから、どうか大事な家族のこと見守っていてね、おばあちゃん。
Apr 7, 2018
Akiba Yuki
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