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【雑想】メタバースで思い出したこと

少し前から、メタバースという言葉を聞くようになった。
仮想空間で人との交流ができるというものらしい。
その手のゲームには手を出せていないのであるが、仮想空間で、アバターでの交流でもろもろ想像した。
これが発展しすぎると、人は外出する必要ががなくなる?
(買い物は宅配がしてくれるし)
で、思い出したのは「鋼鉄都市」。
すごいよアイザックアシモフ様!
(余談であるが初めて「鋼鉄都市」を読んだとき、「ロボット刑事K」を思い出した。そういう世代)
通信の発展が行きつくところはそこなのか。
それはそれとして、これが進んだ会社は、不謹慎ではありますが、机をバンバンしたり、報告書を投げつけたりといった、わかりやすいパワハラはできなくなるんだろうな。代わりにどうなるんだろうか。
ごみ箱を叩くこともできない。大声で怒鳴りつけたとて、部員のほぼ全員は、ヤバいときは自分のPCの音量をめいいっぱい下げるぐらいのことは、危険予知としてするだろう。
あとは、チャットでネチネチ説教ぐらいかも。ただし「辞めてしまえ!」を「貯めてしまえ!」とかタイプミスすると給料あがるのらしらとドキドキされるし、若い男の子に「〇ね!」としたかったのに「姫!」なんてしてしまうと色々ややこしくなる。
そもそも、未来的には、そういう、ハラスメント的な言葉や文字自体が届かない技術もできるかもしれない。自動変換である。
「何度も言わせるな!」は「私の伝え方に問題があったようだ。すまない。これからはコミュニケーションに注意するから、一緒に頑張っていこう」(なんだこれ)と変換されるなど。
社会が平和になる・・・かも。
と思ったら、星新一先生のショートショートで、肩に載ったオウムが言葉を適切に変換してくれる話があったのを思い出した。
日本のSF作家もすごいのだ。


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