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召喚の儀 - プログレ風味 -

深夜の2時間DTM  お題「画像からイメージした曲」の参加曲です。
主催者さんから頂いた画像(このNOTEについているもの)から、イメージを膨らませて曲を作りましょう、というお題。

画像がとても妖しいものだったので、ゴシックホラーをイメージして曲想を考える。ホラーなら教会と悪魔の対決。それならやっぱりパイプオルガンが楽しそう。ガチホラーというより少しアニメ風なライトな雰囲気にしよう。

「プログレッシブ・ロック」というジャンルがある。「ロック」に「ロックじゃないもの」を組み合わせて新しい(革新的=プログレッシブ)ロックを作ろう、というもの。たとえば民族音楽、クラシック、変拍子…。違った世界や音楽性とロックで化学反応を起こして楽しむ。このプログレが自分はとても好きで、今回はそれ風味で作ってみた。

パイプオルガンで妖しいリフを弾く。(ゲゲゲ音階っていうのかな?)これにドラムやベースを重ねていく。6/8拍子は変拍子とは言い切れないけど変わった拍子には間違いない。

ドラム音源やDAWには優秀なドラマーシステムが付いている。自分で叩かなくても気の利いたフレーズを作ってもらえる。でもなんとなく「自分のリズムじゃない」という気がするので、自分で叩く。指でキーボードを直接叩いて、ピアノロールで細かいビートを入れて調整する。自分で叩くと魂がこもる様な気がする。
今回の曲は、コピー&ペーストで済まさず、いくつかの部分ごとに違うリズムパターンを叩いてみた。

ブレイクにクワイヤをぶわーっと入れて、とあるプログレバンドを真似る。
そのあと転調して同じオルガン・フレーズを4度で続けて重ねると面白いハーモニーになってきた。なんでも実験してみるものだなあ。

続いてオルガンソロ。あのトッカータとフーガを参考にして短3度のアルペジオ。そして16部音符パッセージをステレオディレイで散らす。キンコンカンコンのチューブラーベルも入れてみる。やりたい放題で作るととにかく楽しい。それにしてもパイプオルガンとドラム・ベースのロック編成って、なんと相性がいいのだろう?

反省点:
構成が場当たり的。まとまりを欠いているなあ。
もっとリズムパターンを劇的に変えてもいいかも。
禍々しさが足りない。もっと突き抜けるべきじゃないか?

お読みいただき、どうもありがとうございました。

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