見出し画像

自己紹介

こだきんPって、何者だろう? ということで簡単な自己紹介をします。

外向きには

初老のIT屋。 妻子持ち。

10代の頃:

10代の頃にいろんなものに出会った。今でも宝物だ。

洋楽
ラジオで、アメリカンTOP40のトップチャートや、プログレッシブ・ロックを聴き漁っていた。

ギター
TAB譜を見ながら和洋問わず色んな曲を弾き語っていた。 レッド・ツェッペリンの「天国への階段」も耳コピーした。
オリジナル曲も作ったが、作詞はその頃から苦手。
人と合わせるのも苦手だったので、バンドに参加したことは殆どなかった。
代わりに、テープ・レコーダーを2台繋げてギターを多重録音していた。
ひとりでデモテープが作れるようになりたかった。

20代の頃

フェアライトCMIという、DAWの元祖を使って作られた映画サウンドトラックを聴いて飛び上がった。
なんと壮大な音、なんと美しいオーケストレーション。 これが小さなコンピュータの自動演奏で作られるとは。
自分も机の上で映画音楽を作りたい! でもCMIは家が建てられるほど高価だったので、手の届かない夢と諦めた。

ところが、ほどなくしてMIDI規格が生まれ、デジタルシンセサイザーが生まれ、パソコンが普及した。 個人でもオーケストラが作れるようになってきた。

社会人の給料をほとんど注ぎ込んで、ラヴェルの「ボレロ」を奏でられるDTM環境を作った。

昔使っていたDTM環境

でも、それだけだった。

3年間で作った曲は10曲に満たない。
どんなに素晴らしい機材があっても、才能がなければ音楽は作れない。
それが嫌と言うほどわかってから、あれほどの機材は押入れにしまわれることが多くなった。 少しずつ故障し、動かなくなっていった。

それから

音楽を作ることはなかったが、コツコツといろんな音楽を聴いてきた。
プログレッシブ・ロック、そしてルーツの一つである、伝統的フォークソングや民俗音楽。
ラヴェル、ストラヴィンスキー、そしてジョン・ウィリアムズなどのシンフォニー。
パット・メセニーや、チック・コリアなどのジャズ。
もちろん、新しい世代のプログレッシブ・ロック。

かなり長い期間、インプットしていたのかもしれない。

2017年

iPhoneのガレージバンドに出会った。
まさか…あの日あの時に夢見ていた「個人でオーケストラ」が、いつの間にか手のひらに乗るなんて。
おそるおそる触ってみた。 ギターにも繋げた。 初音ミクも導入した。
そして、久しぶりに少しずつ曲を作ることができるようになった。

2018年

深夜の2時間DTMに出会った。
Twitterの友人に誘われて、2時間で音楽を作るイベントに参加。
「曲を作り切る」ことの大切さを知った。
たくさんの友人を得た。

そして今

ありがたいことに、自分は机の上で「個人でオーケストラ」が作れるようになっていた。
まだまだ学ぶべきことは多いけど、ひとさまに聴いていただける程度には曲が作れるようになった。

10代の頃の夢がやっとかなった。 こんなに嬉しいことはない。

長文をお読みいただき、どうもありがとうございました。


この記事が参加している募集

自己紹介

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?