見出し画像

KONTAKT 7

KONTAKT 7半額セールがきたーーー!

アコースティック楽器が好きで、自曲ではよく使っている。
民族楽器やオーケストラ音色はとくに大好物だ。

そんなアコースティック楽器の、無料音源の広告がよく入る。 素敵なハープとか、民族楽器とかがゼロ円である。 そういう広告をクリックしては、「要KONTAKTフルバージョン」という文字に泣いてきた。

KONTAKTとは、楽器音を再生するための土台となる音源ソフトウェアで、たくさんの音色がKONTAKTを使って動く。 けっこう高い。4万円ほどする。だからいつも横目で見ていた。

しかし、年に一回あるかないかの半額セールが来たのだ! 千載一遇のチャンス。欲しい! せっかく仕事頑張っているんだから自分にもご褒美がほしい。

と こ ろ が ‥

なんと、うちのiMacでは動かない。 MacOSが古いのだ。
うちのiMacのOSはMojave(10.14)。 少なくとも次のバージョン、Catalina(10.15)以上でないとKONTAKTは動かない。

MacOSをアップデートすると動作が遅くなって事実上使えなくなることもある。前のiMacもバージョンアップして酷い目にあった。(ジョブズが存命だった頃はこんなことはなかった、ぶうぶう) リスクをきらって、うちのiMacは2018年に買って以来MacOSを更新してこなかった。

KONTAKTなんて… 泣く泣く諦めた。

最後通告

ところがある日、WebブラウザーのChrome が、「もうMojave(10.14)はサポートしないよ」と言い出した。

今はメールもメモもパスワード管理も、ほとんどChromeに頼りっきり。 これはKONTAKTどころではない。困ってしまった。Webブラウザーに見捨てられるといくらなんでもセキュリティ上やばい。

しかたない… 最期通告だと思ってOSのバージョンを上げよう。

ちなみに今の最新MacOSはVentura。 いまのMojaveから比べて4世代も違う。 WindowsでいえばWindows 7からWIndows 11にアップグレードするようなものだ。
いきなり最新化するのは怖すぎるので、ぎりぎり次のバージョンCatalinaに上げることにした。

OSバージョンアップはまあ順調に終わった。 いくつかのアプリが使えなくなったが心配したほどではなかった。 DTM環境もちゃんと動く。 いくつかの高速化チューニングを施して、なんとか性能も出るようになった。(けっこう大変だった) これでChrome周りは大丈夫。

ディスクが足りない

喜び勇んでKONTAKTをついに購入!! よっしゃ半額だ。

わくわくしながらインストールして、さあ音色を入れようとしたら一難去ってもう一難、今度はディスクが足りない。(はい?)

「パージ可能な領域」が云々言われて、KONTAKT付属の音色データがインストールできない。 あっちこっちのデータを削って、そこかしこのアプリを削除して、最後はお宝のiTunes音楽データも別ディスクに退避して、それでも領域が足りない。

「パージ可能な領域」って何!!????

泣きぬれて一晩おいたら、なんだか解決していた。 一体何が起きたのかわからないが、ディスク領域は足りるようになった(というか、余っている) うーむ、MacOSは謎が多い。

すったもんだのあげく、なんとか音色をインストールする。 ろくに遊ぶこともできず、一週間、本職をこなしながら、じりじりと我慢する。

そして、よーやくKONTAKTを遊び始めた。

期待通りのKONTAKT 7

うん、まったりと良い音質。 デモで聴いている限りKOTAKT 6から7に変わったところで、音質が良くなった印象があったがやっぱり正解。

チェレスタや民族楽器音が素晴らしい。
ジャズ系のドラムが素敵だ。
Ethereal Earth というハイブリッド音色が美しい。
フリーのオーケストラ音源、Chamber Orchestraのバイオリンがリリカル。
そして無限に広がる無料音源の世界。

買ってよかった!
一生遊べるほどボリューミー。

おまけだが、Mojaveでは動かなかったAIボーカル音源のNEUTRINOも動くようになた。 うーん、苦労したかいがあったなあ。

長文お読みいただきまして、どうもありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?