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【双子5ヶ月 アート初め】 鈴木昭男耳のパフォーマンス&境界のかたち 現代美術in大府

こんにちは。昨日はバレンタインデーでしたね。ついに今年、旦那氏にチョコを渡すのをまっさらに忘れてしまいました。毎年なんらかのチョコ系のお菓子を作ったりしていたのですが。これが結婚10年目…ま、いっか。

そのかわりといってはなんですが、5ヶ月になった我が家の双子ボーイズに初めての舞台鑑賞をプレゼントしてきました。行ったのはこちら。

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愛知県大府市が展開する【アートオブリスト
境界のかたち 現代美術in大府】というイベントの最終日に開催された、鈴木昭男『音のみちくさ』というパフォーマンスです。

1941年生まれ(ということは今年で御歳80歳!)のサウンドアーティスト、鈴木昭男さんによる創作楽器の即興演奏。

チラシに膝上無料、とあったので、これは子どももOKだな!と、うきうきと双子の舞台鑑賞デビューに選ばせていただきましたが、さぁ実際にどうやって見せようか? と考えてみると、娘もいるし膝上では難しいかも…。本当はチケット購入するときにもう少し考えなきゃいけませんでした。

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ということで、当日はかなり早めに会場に向かい、スタッフさんに双子用ベビーカーを客席に入れていただけるかどうかを相談。もし無理なら追加で席を購入しようと思っていましたが、スタッフさんのご配慮により、車椅子スペースにベビーカーを入れて、仮説の椅子をその横に並べていただけることに。ありがたや。

おかげさまで、次男が最後の曲前に離脱しただけで、ほとんどの演目を楽しむことができました。ステージ系のイベントに双子を連れて行くときには、事前の相談が必須!ということを学びました。

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当日のプログラム。ヨレヨレしててすみません

アナラポスやデ・コールメスなどと名付けられた不思議な自作楽器を演奏なさる鈴木昭男さんの世界。ある曲では霧深い千尋の谷を思わせ、また次の曲では魂が還る乾いた平原を漂っているような気分でした。脳内トリップ、という感じ。

良い作品って「あ、私生まれる前にここにいたことがある」って思う要素がある、という私の持論があるのですが(あいちトリエンナーレ2013の名和晃平さんの作品とか、地中美術館のオープン・フィールドとかもその類)今回の場合は、生まれる前にこの音を聞いたことがある気がする、という不思議な気持ちになりました。

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一昨年大阪で観たクリスチャン・ボルタンスキー展の中にあった、この作品を思い出したり。ボルタンスキーも生と死を主な制作テーマにしていますよね。

ボルタンスキー展の記事はこちら。


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パフォーマンス前には、現代美術の展示を鑑賞しました。ああしかし、双子ベビーカーの否応なき存在感よ。今回はスペースのたっぷりある展示でしたが、やっぱり混んでる会場での双子ベビーカーは相当難しいだろうなぁ…。今後どうやって連れて行くのか課題です。

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あいちトリエンナーレ2013に出されていた下道基行さんの作品、(前述の名和さんのと同じ会場だったな)海外でも展開したり、2013年から更に発展していました。

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こちらは一番目立つところにあった、鈴木一朗太さんの作品。この作品にちなんで、ピクセル画の要領で自由に作品づくりを体験できるコーナーもありました。

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他の参加アーティストは松川朋奈、平川祐樹、うしお、折原智江(敬称略)。子ども向けに、作品に関するクイズラリーなどもあり、娘も楽しめた様子。参加賞にオリジナルキャラクターのキラキラシールをもらって、嬉しそうでした。

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帰りは、会場から2、3キロのところにある「げんきの郷」という施設へ。野菜や魚、お花などが安く買える市場や飲食スペース、バーベキュー場や日帰り温泉まで揃った、地元民にも人気のスポットです。

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子どもが走り回れる人工芝の広場があり、夏場は水も流れていたりして大賑わい。訪れたときは、夕方ということもあり貸切状態で、娘は小高いところからゴロンゴロンと転がる、というシンプルな遊びを楽しんでました。

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おいしいジェラートも食べて大満足。映えスイーツも人気のようで、若者たちがいちごパフェを並べて写真を撮ってました。今度行ったらパフェも食べてみよう。

県をまたぐ移動をせずに、なんとか久々のアート鑑賞を果たしたこの日。子どもも大人も、心身ともに満足の一日となりました。やっぱりアートはいいですね。

長くなってしまいましたが、ここまでお読みくださりありがとうございました。


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