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【子連れ美術館番外編】おうちでアート鑑賞 その2


こんにちは。暦の上ではもう春なんですね。気付けばもう半年も、美術館に行っていない…。オンラインで色々出来る世の中になってはいるけど、美術館で好きな絵を見つけたときの、あの幸福感を味わえないのはやはり寂しいものです。

そんな時にも楽しめるのが、おうちアート。おうちアートとか言ってますが、要するに家に飾ってある絵とか彫刻のことです。毎日毎日、目に触れる場所にある絵。子どもの心にもきっと、なんらかの影響を与えてくれるだろうと思います。

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寝室に飾っているのは、北川民次さんのリトグラフ。母子像です。結婚してすぐの頃、「ドームやきものワールド」という陶器のイベントで出会ったもの。何故か絵を出してるお店があって、最終日だったこともあって結構値下げしてくれたんですよね。デッドストックというか、お店の倉庫で眠っていたものだという話でした。

名古屋は民次さんのホームグラウンドなので、作品の流通量としては多めかもしれません。民次さんの手掛けたモザイクの大規模な壁画が市内数か所で見られます。

この絵のような優しい雰囲気のお母さんになれたらな…と憧れて買いましたが、その後5年間子どもに恵まれず、この絵のようにはなれないのかもしれない、と切ない想いを抱えながらこの絵を眺めた日々もありました。でもそれも今は思い出。人生を共に歩むアートって感じですかね(ちょっとかっこつけました)

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これは、ゴーギャンがタヒチでの生活をまとめた自伝的随想『ノアノア』という本の1ページを額装したものです。これは独身時代に東京の美術館で何かの展示を見たときに、展示室を出たところの特設ショップで出会ったもの。ゴーギャン好きとしては見逃せず。

多分その少し前に、今はなき名古屋ボストン美術館に『我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか』が来て、いたく感激した後だったような。その興奮を思い出して、えいやって買っちゃった感じでした。うちにある中では一番値段が高いものですが(とは言え大したことでは無いです)絵の雰囲気的には主役って感じではないので、大体棚の隅の方に飾られてます。

旧名古屋ボストン美術館と言えば、昨日からバンクシー展が始まってるみたいですね。あのスペースの扱いは今どうなっているんだろう?

また書きますね。ここまでお読みくださりありがとうございました!


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