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中耳炎や副鼻腔炎、たまった膿の排出を助ける自然療法

近所の友人が「クレイを分けてほしい」と我が家にやってきました。

話をきいてみると、歯の奥が痛みがでて歯医者さんでレントゲンを撮ったところ、歯の根っこの部分に膿がたまっていることがわかり、最終的には治療が必要だけれど、まずは、いまの痛みを緩和しようと歯茎の上にあたる顔の部分へグリーンイライトのクレイ湿布を続けていたそうです。

湿布を何度か行ったところで痛みが引いていき、鼻の近くにも詰まりを感じていたのがクレイ湿布をしているときに、すーっと引いていくのがわかった!と、興奮気味に話してくれました。

痛みや、膿からくる臭いなどはすっかりなくなったそうです。
最終的には歯医者さんで、再度レントゲンを撮ってもらい治療については決めるとのこと。

友人は、「クレイ、すごい!ほんとにすごいよ!」とずっと言ったけど・・

じつは彼女には、私のテキストの見直し作業を毎回手伝ってもらっていて、
昨年と今年のクレイメールセミナーテキストもばっちり何度も読んでくれてます。

ご主人のケガや息子くんにもクレイを活用してくれています。
(特にご主人がクレイお気に入り)

だから頭では、クレイの働きもその優秀さもしっかり理解していたはずなのですね・・。

けれども、すーっと痛みが引いていく感覚や膿がスッキリとしたという感覚を自分自身で体感してみるとその感動はまったく違うものだったようです。

そして、自然療法に対する信頼度はぐっと上がったようでした。


今回は歯の問題でしたが、副鼻腔炎や中耳炎といった炎症で膿がたまって痛みがある、という状態にはクレイ湿布はとても助けになります。

中耳炎を繰り返しているというお子さんは多いです。

そして
・抗生剤は使わないといけないの?
・使っても、またすぐ繰り返す
・痛みをなんとかしてあげたい
・薬で治療をしておかないと怖い

という疑問をもっていて、だいたいみなさん同じような気持ちで、薬では一時的によくなってもまた繰り返し、どんどん強い薬になっていくことに
不安を感じつつも仕方がないと思っているようです。


私は、もし「抗生剤を使ったほうがいいですか?」「使わなくても大丈夫ですか?」と質問をいただいてもお答えできる立場ではありません。

でも、自然派医師といわれる小児科医に高野先生は以前の記事でお伝えしたように抗生剤を使わなくても治せるとお話していました。

また、七合診療所の本間先生は著書の「病気にならない暮らし事典」の中で、重症な細菌感染症の場合は抗生剤が必要としながらも、熱がある場合に抗生剤が必要なのは全体の10%程度と書いています。


そして、「重症でなくとも抗生剤が使われることが多いもの」に中耳炎や副鼻腔炎もあげています。

こういう先生たちが、もっともっと増えて、ひとつの町に1人くらいの割合でいてくれたらどんなに心強いことでしょう。

でも、いまはそれを嘆いていても仕方ないから、やはりママ自身が学ぶこと
そして、薬の代わりとなるようなもの薬を使う一歩手前の段階でできる方法をいくつか知っておくことが必要だと感じています。

昨日の彼女も「家でできるものを持っているって大事だね」としみじみ言っていました。


クレイを使ったケアは、中耳炎や副鼻腔炎のような膿がたまるような問題だけでなく、浮腫みなどの余分な水分、鼻づまりや花粉症などの粘液を排出したいときなどにもとても適しています。

クレイの素晴らしいところは、クレイを使ってしっかり症状を出し切ると
同じ場所が出口になりにくくなるということです。

もちろん、それまでの病歴、薬歴、体質、遺伝的な傾向などで耳や鼻の出口のなりやすさは決まるので、クレイを使えばもう耳の症状は出ません、というわけではないけれど・・

それでも、何度も同じ場所で、同じ症状を繰り返すそんなときこそクレイが役立つと私は思っています。

抗生剤は標的となる菌だけでなく、私たちを守ってくれている常在菌まで殺してしまいます。

そうなると、体の守りは手薄になってしまうので、より風邪をひきやすくなりほかの菌が増殖しやすくなるので症状が悪化しやすい状態になります。

だから、重症な感染症には必要な薬、けれどもそうでないケースでは、安易に使わないほうがいい薬なのですね。


使うべきケースなのか、そうでないのか、なかなか判断が難しいですが
まずは初期の段階で自然療法を試してみるといいと思います。

あとは、以前もお伝えしたけれど、お子さんが元気なときにできるだけ薬を使いたくないという意向を汲んでくれそうな病院をさがしておきましょう。


私も、彼女から「さいきん行った病院の先生が風邪は寝てれば治るの考え方だからわりとおすすめよ」と教えてもらいました。

そういう先生なら「薬はあまり使いたくありません」と伝えても怒ったりすることはないでしょう。

次に何かあったときには、その病院へ行ってみようと思います。

5色のクレイ


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