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ワールド・クラスルーム展(森美術館)

概要

『ワールド・クラスルーム:現代アートの国語・算数・理科・社会』
森美術館
2023年4月19日(水)~9月24日(日)※会期中無休
10:00~22:00(入館は閉館の30分前まで)
※会期中の火曜日は17:00まで(5月2日(火)、8月15日(火)は22:00まで)


これから行かれるための楽しみのために、あえて写真は載せていません


訪問時間

  • 木曜日(開催30日目)

  • 晴れ

  • 11:00~12:00の回を当日朝購入

  • 当日の朝でもオンラインチケットは購入可能、当日券も販売していた

  • コインロッカーあり(100円リターン式)

  • 六本木ヒルズ内でベビーカーの貸し出しあり・授乳室はないが対応可

会場の様子

  • 全く並ばずにエレベーターに乗れた。

  • 4/19以降は、一律+500円の追加料金にて森美術館「ワールド・クラスルーム」展へ入館できる(その逆も可)。

  • 一部を除いて写真撮影OK。

  • 音声ガイドはウェブアプリ形式で、持参のイヤフォンを使用(レンタル無し)

  • 子連れはいないけど、小学生ぐらいからは難しいなりに観れる子もいそう。

感想

森美術館開館20周年を記念する企画展。
50組を超えるアーティストによる150点の作品のうち、半数以上が森美術館のコレクションで構成されていた。
学校で習う「教科」を切り口に現代アートを紹介し、新しい世界に出会う場として企画されているのも、難しく考えずに現代アートに向かい合えるきっかけになっていると感じた。

点数が多かったからというのももちろんだが、それぞれの作品の奥深さに見入っていたら、気が付けば2時間以上も会場に。
現代アートってよくわからない…と苦手意識があった私でも、「教科」ごとにセクションで分かれていることで作品と向き合いやすく、もう一度時間をかけてゆっくり観たいと思うほど楽しめた。

ちなみに、各セクションの私なりの受け取り方。
「国語」文字で見る・言語化することの意義
「社会」その作品の背景にある社会情勢、歴史について
「哲学」生と死、空間のある意味など
「数学」法則を見えるものにする面白さ
「理科」実験のようなその時しか出会いない作品の魅力
振り返ると、あの作品もこの作品もよかったなぁと、今まで知らなかったアーティストの作品に出会えたことに未だにワクワクしてしまうほど。

映像作品も多く一つ一つが長いので、じっくり見たい方はお腹を満たし、時間にたっぷり余裕をもっていくのがオススメ。

気になったアーティストについては、また展覧会などがあれば観に行こうと思ったので図録は買わなかった。
(しかも、半分は森美術館の所蔵品なので、コレクションページで解説を確認することができる。)