被覆のアナロジー展(インターメディアテク [GREY CUBE])
概要
『被覆のアナロジー —組む衣服/編む建築』
インターメディアテク [GREY CUBE]
2022年11月 05日(土)~2023年4月2日(日)
※月曜日(月曜日祝日の場合は翌日休館)
1:00~18:00※金・土曜日は21:00まで
これから行かれるための楽しみのために、あえて写真は載せていません
訪問時間
木曜日(開催132日目)
晴れ
12:30到着
無料なのでチケット等ナシ
コインロッカーあり(100円リターン式)
KITTE同フロアにオムツ交換台、他フロアに授乳室あり
会場の様子
空いている。
綺麗な写真を撮りたさそうな人が多く、映り込まないように気を遣う。
写真撮影OK。
感想
ファッションデザイナーの江角泰俊氏と建築家の隈研吾氏、インターメディアテクとの企画で、衣服と建築はいずれも「まとう」ことを定義する創作物であるという概念で作られた展示。
インターメディアテクの一部のフロアを使っているだけなので、展示範囲は狭く、この展示だけならすぐ見終えることができる。
会場は、七夕の網飾りのようなもので覆われていて、その中に“粒状テイラードガーメント”“竹衣服”“テンセグリティーガーメント”をまとったマネキンたちが並んでいる。
網飾りのようなものは隈研吾氏によるもので、「編む建築」としてポリエステル繊維をリサイクルしたフェルトボードTUTTI BOARDを編み、包み込むような空間を作り出している。
そこに展示されている「組む衣服」は江角泰俊氏が手掛けたもの。
特に襟を30枚ほどボタンホールとボタンでつなぎ合わせたドレスは、着る人が好きなように形を変えて「まとう」ことができるという意味でも、とても興味深いものだった。
このメイン空間の隣の部屋では、編地の試作や展示空間模型、素材のサンプルなどを見ることができるので、空間を楽しんだ後に見ると理解が深まりより楽しめると思う。