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ヒロアカの映画に行ってきた。

8月2日、公開初日にヒロアカの映画に行ってきた。
公開初日に行くなんて初めてだったので、あんなにグッズ売り場に列ができているなんて思わなかった。よかった、あらかじめネットで席を予約しておいて。子ども連れで、席がとれないとか最悪だ。

そもそも私は映画よりも本の方が好きだ。最近は、映画からも学びが多いのに気づいたので見れるようになってきた。(純粋にエンタメとして楽しめない人)だけど、私の好き嫌いなんかよりも、子どもたちの夏の思い出のために行かねばならぬ。何とか自転車でここまで連れてくる。暑かった。

映画自体は、まぁまぁだった。映画館の中で感じたのは、意外と子どもは少なくて、女子率高め。高校生~大学生ぐらい?お一人様女子も多かった。

映画が始まる前の予告では、怖がりな長男がずっと目をつぶっていた。オズの魔法使い、キャプテンアメリカなど。まさかのここでダメだった。緑の人とか、実写での銃撃戦の映像とかは好きではない。そういう気持ちは大事だ。ただ、ここで目をつぶるという事は彼はお化け屋敷とか一生無理な気がする。「実写はいやだ!」と言っていたから。ヒロアカの映画はアニメーション。これなら安心だ。

映画が始まる。子どもたちが夢中になった。たぶん、映画館の魅力って暗くて音が響いて映像に没入できる所なのだろう。しかし、私は保育士だった。引率での行動が身についている。暗いプラネタリウムに20人の子どもを連れていって、ちょっと行動が大きい子どもたちを周りに迷惑にならないように抑える係だったのだ。だからか、映画に没頭するよりもどうしても隣の子どもの動きが気になってしまう。だって、うちの子の横にはおひとり様女子が夢中でご覧になっているのだから。邪魔しちゃダメな感じ。
それでも、次男は両手を骨折してしまうほどやんちゃなのだ。だんだん、椅子からずり落ちていく……。ここは映画館。声を発してはいけない。腕を触り気づかせる。映画に没入なんてできるわけもない。

それでも映画を見ながらふと考える。錬金術かぁ。これって中世ヨーロッパだよな。ジュリオとマリアってネーミング、ロミオとジュリエットからきてないか?とか。ジュリオの丁寧語だけど、笑えるセリフ。家でも使ってみようかな。「私の邪魔をしてくれたヒーローのガキ様でいらっしゃいますか?」なんて。この辺のやりとりに息子たちは笑っていた。この辺のシーンが私は気に入った。
そもそもヒロアカ自体の予習不足なので、カエルキャラもいるのかぁなんて思ったりしていた。後から子どもたちに補足された。

家でご飯を食べながら、子どもたちに感想を聞いた。「どのシーンが印象に残ってる?」と。この質問をして、彼らの頭に映像が浮かび上がってきた所を口に出して表現するのも立派なアウトプット教育なのだ。一緒に体験しているからこそ、母の私も共感したり付け加えて盛り上がったりできる。

長男は、のろのろバリアの所に突っ込む主人公のシーン。次男は夢の中のお部屋でみんながいろいろやるシーンだそうだ。あぁ、確かにあったね、そんなシーン。こうして私の頭の中にも映画が蘇る。

映画に連れていってよかった。
子どもたちの夏の思い出にもなったし、私もいろいろ勉強になった。
やっぱ、予習は大事だなっと。






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