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こども編集部通信〈vol.1〉#なお(イラストレーター)


こども編集部も3期になり、巣立った方、継続して下さる方、新たに出逢えた方。沢山の面白いに囲まれて私もまた楽しませていただいています。
 日頃感じる、こども達のエネルギーは真っ直ぐで飾り気がないことに何より私は安心します。

 新たな参加者に対しても、取材先、講師、初めて出会う世界や人に対しても、メンバーの受け入れていく許容力、まして包容力が大きい事にいつも驚かされます。

 不安を隠せず、緊張した面持ちで編集部のドアを開けていた子が、笑顔を見せて発言が増える。また、日頃あった出来事や嫌と感じた体験、悩みを口にしてメンバー同士で話せるようになる。推しの話やチャレンジしている事を嬉々として伝えている姿。

 こども編集部という場に 少しずつそれぞれの安心が生まれていくこと、見守らせていただく大人サポーターとしてこれほど嬉しいことはありません。

 大人サポーターが声を掛けるタイミングは様々ですが、大切にしている事は積極的に待つ事です。ペースは様々。だからこそ仲間同士の中でどういう動きが生まれるかの化学反応が楽しみでもあります。休みの日に時間を割き、体を動かして自ら編集部まで来たこと、共体験をしてくれていることで心の動きが生まれている事は明らかです。
 
 自らが選び参加したプロジェクトの活動中、【彼の〈彼女の〉踏み切り板は あ、ココだったな!】というタイミングがどの子にも必ずあります。
 それが、ひと事の発言の事もあるし、隣に座った子や時間進行を思ってのほんの細やかな行動の事もあります。その一挙手一投足に"勇気を込めて挑んだ" それが見えた時から一気にその子の内から出てくる輝きが増します。自分で自身を超えた瞬間です。

 自ら提案したことがみんなで取り組むプロジェクトになった。絵を進んで描いた事が無かったけど、描いてみたら楽しくて…夜遅くですがまた描けましたとメール添付してくれたり、後にそれが新聞に掲載された喜び。自ら書いた文章が、撮った写真が雑誌に載って様々な人の元へ届いていること。 きっとどれも彼らにとって想像もしていなかった出来事です。彼らの今が どんな先に繋がるのか楽しみすぎてワクワクしています。

  アイテシル は アイシテル の並べ替え。

出会いはキッカケ。自分を知り、相手を知り 喜び合えるそんな関係を、これからもこども編集部のみんなと分かち合っていきたいです。
みんな、いつも育てiっこありがとうね。

これからもよろしく♪

記:大人サポーター なお
(ココ▶コーディネーター・イツモ▶イラストレーター・放浪家)


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