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【コドモエホン つくりかた 12】絵本にする

子どもたちとストーリーをつくって、イラストも描いて、そこまでやったら「カタチ」にしたいですよね。そうです!絵本にするのです。
つまり「製本」です。

この作業については、プロに依頼することもできます。いわゆる、製本業者、といわれる方々です。Googleで「絵本 製本」で検索すると、いろんな製本業者が出てきます。

「しっかり製本したい!」
「ハードカバーにしたい!」

という方は、製本業者に依頼すると良いです。
ただ、

・製本データ(PDF,AIなど)をつくる
・ページ数に決まりがある
 (4の倍数、8の倍数等)
・けっこう高い
(ハードカバーだと1冊5000円くらい)

などの課題もあります。

「どの業者がいいの?」と聞かれたとしたら、私個人は、「しまうま出版」を利用しています。カンボジアの子どもたちとつくった絵本は、ハードカバー製本にして送っています。色々試しましたが「フォトブック」で注文しています。

※製本業者に依頼をするときは、注文方法や値段、納期を確認の上、ご利用ください。

「いきなり製本業者に依頼するのは、ちょっとしんどいなぁ」

という方は、手作り製本をお勧めします。

手作り製本にもピンからキリまでありまして、「ほとんどプロの作業やん!」と思えるほどの高レベルのものから、「これなら幼稚園児でもできるな」というものもあります。

その中でも、簡単なやつをいくつかご紹介します。

このノートはけっこう使えます。使い方としては、子どもたちとストーリーをつくったあと、ここに直接ストーリーを書き込みます。年齢にもよりますが、大人がストーリーを書き込んであげて下さい。そこに、子どもたちが自由にイラストを描けば完成です。
クラス全体で絵本をつくった後に「自分だけの絵本がつくりたい!」と言われた時には、このノートがいい感じです。
※ハードカバーがいい感じです。

あとは、スケッチブックもいいですよ。
やり方は、上記と同じようなやり方でもいいですし、大きめのスケッチブックであれば、イラストを張り付けることもできますし、作り方によっては「紙芝居」のようにつくることもできます。クラスなどでつくったコドモエホンであれば、読み聞かせの為にスケッチブックを利用した「紙芝居」形式もいいですね。

作り方は「絶対これ!」というものはないので、自由に作ってみてください!

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