見出し画像

いつ、どうやって子どもは気持ちを切り替えているの?

昨日の朝、幼稚園に子どもを送りに行ったらテレビでもお見かけするあのすごい先生がいらっしゃって。
学生さんを連れて訪問されていらっしゃるところでした。 なんとその先生が夕方、わが子の数枚の写真を見せてくださったのです(撮影の際にはわざわざ顔が映らないようにという配慮まで!)。


写真を見ただけでどれだけの自己主張っぷりかがお分かりになるかと思いますが・・・

それを、「なかなかのドラマでしたよ」って。
場所に慣れるまで時間がかかる子なので、朝は大体、私からしがみついて離れず、しばらく話をして先生に引き渡す日々なのですが、帰りは全力で遊んでいて、笑顔で迎えてくれます。
この写真を見て、
「こんな風に全力で抵抗したりぶつかったりしながら気持ちに折り合いをつけて楽しさを見つけていっていたんだな。」とジーンときたのと同時に、 親である私以外の大人が娘のありのままを受け止めてくださっていること、 受け止めるだけの人数と環境を用意してくださっていること、 いやいや、それでも相当大変だっただろうなということ、 こういう時間を垣間見れることは本当に本当に幸せなことだと思いました。

笑顔で夢中になっている写真も十分感動しますけど、こんな葛藤の写真を共有頂けたら親として、私はとっても嬉しいです。

働いていたら「ああ、お母さんが忙しいから気持ちが不安定ね」と言われることもあるでしょうし、どこかでそういう罪悪感や不安が拭いきれないこともあります。 無理やり引き離す時の苦しさって、そういう不安もどこかにあるような気がします。
写真を見ることでより不安になる人もいるかもしれない。

でも、 それを「ドラマだった!」と面白がってくださる先生がいたらどれだけ救われるでしょう。 そして、先生たちはプロといっても一人の人。
預けたら安泰!プロの先生だから何とかしてくれているだろう!ではなくて、時間をかけて対峙してくださるならなおさら、 手も心も必要なのだと思います。

「保育者が忙しい」というのは、単にアリの子のような子どもをまとめて片づけて・・・が大変なのではなく、こういう丁寧な関わりに心と全身をくだくことにあるのだと。 大変さをアピールしない園がとっても多いですけど、 親たちや社会がこういうことに思いを馳せることができるようになることで、働き方もライフスタイルもちょっとずつ変わっていくのかな、なんて思っています。

私の事務所の人たちは正社員のバリバリ専門職ばかりなのですが、子ども(幼児に限らず大きい子も)に寄り添える環境は整えていて、 私も出張などで送迎が難しい日もありますが、夫と協力したり朝早く起きたりしながら何とか工夫する日々です。
とはいえ、偉そうなことを書いておいて全然完璧じゃないですけど。 でも、そういう社会にしていくことも社労士・保育園経営者・一人の親としての使命なのかなと思っています。
それにしても数枚の写真でこんなにも温かい気持ちにしてくださるO先生って、やっぱりすごいなあ。 本当にありがとうございました。

一般社団法人こどもの未来につながる働き方研究機構では、保育と企業、地域をつなぐ取り組みや研究事業を行っています。

保育者のみなさま、企業のみなさま、事業者のみなさま、自治体のみなさま、そして保護者のみなさま、

広く会員を募集しています。

詳しくはこちらをご参照ください。→

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!