緑の散歩


緑茶を飲む。


ふとしたときに、思った。

これって葉にお湯をかけて飲んでるんだよなぁって。

この噺、あたりまえすぎますか?



乾燥した茶葉に、お湯をかけて、固まっていた時をほぐす。


ひらけ!茶葉!


(ずこっ)


なんてね

…というのは、もちろんちいさなユーモアですが、ごはんのときにいただく出汁(だし)なんかでも、保存のきく乾物などが多いなぁって思ったり。昆布、しいたけ、鰹節、いりこなどなど。うーむ。

ぎゅーっと濃縮されたそれぞれの(時)を、あったか〜いお湯でほどいていって、いまの(このひととき)と混ざり合わさって、ずずずといただく。



落語や、音楽や、さまざまな文化の古典と呼ばれるものも、新作だった当時の(時)と、いまの演者さんや、受け手さんの持つ、(個々のとき)とが合わさり、それぞれ一期一会の新たなまろやかさや、十人十色の味わいが醸し出されているのでしょうか?


ユーモアのゆ。おふろのゆ。お茶のゆ。それぞれのあったか〜い、お(ゆ)に触れる度に、ぽかぽかと、からだをほぐしてもらっています。どうもありがとうございます!


お、茶葉がひらきました?

では、お茶の時間にしましょうか?



green tea.



ん?視点を変えれば、これって、からだの中が、木洩れ日の、お散歩ってこと?日光浴や森林浴?


(ずこっ)


なら、しいたけなどのきのこの出汁も、森林浴?


(ずこっ)


じゃあ昆布や、鰹節、いりこ出汁とかは海水浴?


(ずこっ、ふふふ)


山の幸さん、海の幸さん、どうもありがとう!


いただきます!と、ごちそうさまです!




おあとがよろしいようで




※新鮮なものの、お茶や、出汁もありますよね。お茶の時間って、ほんのちいさな入浴なのかも。







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