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湿布


むかーし、むかしのことじゃった。


こどものねぐせも、まだまだちいさいころのことじゃった。そのころの湿布(しっぷ)というものは、ぴったんこ!と貼ったつもりでも、ふとしたことで、はがれてしまうことがあったそうじゃ。


…というトーンは、ひとまずおいといて。


(ずこっ)



軽いケガとかしたときの、湿布を貼るときのこと。まるで、ひょろーりひょろりと柳のような、ふにゃふにゃのうすいセロファンの膜を、こうやって、そーっとはがして、うひゃーって言いながら貼っていたのです。(まるでプールに入る前の、シャワーを浴びてるこどものように)

そんで、四隅を紙製のテープなどでとめてたり、ほうたいとかでかるーく巻いておさえていたりと。でもね、一晩たったら、んんん?あれあれ?おーい!湿布さーん、どこいったのー?って感じで。はがれちゃったり、ふとんのはしっことかにいってたりと。

またまた貼り直しだよ……とほほ、って。


それがですね、メーカーさんたちの度重なる試行錯誤のトライにつぐ、トライのおかげで、いまでは余白もふくめた伸び縮みしてくれる、ぴったりフィットのタイプの湿布に進化してくれていて、これがとーってもいいんです!

(あのころのわたしには、寝象・ねぞうこと、気象予報士さんもびっくり!?の寝象さんのごきげん次第では、残念ながらとれてしまうことも、たまーに!あったりしちゃってたんだけど。その動き、動かざること山の如し……とはかけ離れたわたしの寝象…。朝起きるとねぐせをつけたまま、よくテレポーテーションしていた…。(ずこっ)ん?これはまた別の噺?

というのはユーモアですよ。(月曜、朝なので、ユーモア多め!)いまでは、もうまったくほぼほぼとれてることはないのです!だからすごいのです! え? 寝象のごきげんが? テレポーテーションが? いやいや、そっちじゃない? はい、すみません。ユーモア……あ、もう大丈夫って?はい、じゃあ、戻ります)

お風呂あがりに、脚のむくみや、腰とか、肩とか、その日そのときの、とほほ…なところへ、ぴったんこと貼ると翌日のお風呂のころまで、貼ってたことを忘れてたりするほど、もーぴったり。

いまの湿布タイプしか知らないわかものさんたちへ。これって、とーってもすごいことなのですぞ!

(え?…あ、知ってた?ふむふむ。では、ここまで読んでくれてありがとね。ま、とにかく、いまのいや、いままでも、そしてこれからも!?そのときどきの、どこかの、だれかの試行錯誤って、わたしすごーくありがたいのです!というお噺でしたっ。)


さ、今朝も、とほほなところへ、湿布はろー(Hello!)というより、あ、これ、お風呂あがりのおやすみの噺か。(では、こころのなかで、今宵のgoodnightも、お伝えさせていただいて……と)


(ずこっ)




※このお噺は、ユーモアをたっぷりと含んだ個人の感想と、湿布にたずさわる方々への多大なる感謝の一文です。(ありがとー!)


これが、わたしのフレンド湿布。


(ずこっ)


(へ?ナニナニ? 川柳のような短歌?)


わずかでも ほぐしほぐされ ユーモアで けっかん(血管?・欠陥?) おもわず ほぐれて にっ!


(ずこっ)


なんてね。


おあとがよろしいようでっ!



(※ にっ!は、なんだか、ながれがよくなってってほしくて。にこっ。の、にっ、のつもりです。おもわずの方は、欠陥とは思わないよと、思いもよらず、たまたまの、のふたつの意味をふくませてます。この文じたいが、野暮ですが。)




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