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街のいちにち、絵本 読書日記 5

ども こどものねぐせです。

お天気いかがですか?日本は、雨が多く、その分雨にまつわることばも多いそうですね。アラスカでは、雪が多く、いろんな雪を表すことばが多いとも。四季折々、その土地に暮らす人々のやりとりの中で、少しずつ伝えられたのだと思います。

さて今日ご紹介するのは、絵本です。目次にあたる登場人物の紹介欄には12人の人々。といっても、こどもに、おとな、動物園のライオンに、銅像まで。

「街のいちにち」杉田比呂美さん作。

こどものねぐせが、持っているのは、ブロンズ新社さんから出てる表紙が茶色の本です。(その後、いまは、「12人のいちにち」としてあすなろ書房さんから再販?されておられるようです。)

なので、申し訳ないのですが、古い本の方のご紹介になります。

サッカー好きのヘモ、たいくつライオンのガウリ、旅の途中のフォリッシモさん、ペンキ屋のオーティスおじさん……(目次より)

絵の本です。街のいちにちが朝6時から2時間ごとに見開き2ページごとに描かれていて。イラストレーターの杉田比呂美さんの淡い色合いも心地よく。

上半分にそれぞれの12コマ。そして下半分に街の様子。この本のもう1つの特徴で、下半分にしか出てこない人々もいるので、その地味な脇役も描かれてるのがいいんです。(街並みは、この日記の上の写真のようなイラストです。)

随所にユーモアもあり、ページをめくっていくと空の色の変化やそれぞれのコマ同士が出会う場面も。セリフなどなし。絵だけで表現。ただただすごいなぁと。

あとがき代わりに街の地図が描かれているので、何度かページをいきつ戻りつ楽しめるそんな一冊です。

(ちなみに、毎回使わせていただいているこのページの上の写真、イラストは本の内容とは、別の写真家、イラストレーターの方のものです。色々な方の絵や写真にも大変感謝しています。ありがとうございます。)

※ 雨と雪のことは、たしか星野道夫さんの御本に書かれてあったんだと思います。どの御本のどの箇所か分からず、ご紹介できずすみません。そして、ありがとうございました。



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