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海老とたぬき

こどものねぐせです。こんにちは。ほんと寒いですね。あったかそうなうどんのイラストを選んだので、まず温もってくださいね。

さて今回は、うどんの話。どうやら各地できつね、たぬきは、違うようでそれはグルメな方へお任せして。

何年か前の、あるところのうどん屋さんでの話。何人かでお昼に街のうどん屋さんへ入店しました。

わたしが、たぬき(天かす)を注文し、同席の元気いっぱいの年下の人が、海老天のうどんを注文しました。みんな、それぞれ別々の注文をして、夏で冷やしだったか、冬であったかかだったか詳しく覚えてないんですが(冷やしだったかなぁ?サクッと感を食べたかった気がする。えっ、寒いですか?すみません。どうかあったかいうどんに変換してください)

覚えているのは、食べてる途中で、ん?と思ったこと。

これって、海老天をあげた余りの天かすを、たぬきを頼んだわたしが食べてるのと同じでは?と。

むかし何かで聞いた、元の素材のことを種といいますよね。その(タネ抜き)から(た・ぬき)と呼ばれるようになったという説もあったとか。

同席のみんなに笑い話として話すと、あははと、とほほとなごみました。冬至前の今日この頃、寒い日続きなので、小さいけどあったかい話しをしたいなぁと思い出したので、書いてみました。

前に紹介した、高野文子さんの「るきさん」のような漫画、河内遙さんの「縁側ごはん」で、(衣だけの天ぷらのような花見だな)とセリフがあるんですが、あぁ、それって、たぬき(天かす)うどんは、そうなのかもと書きながら思い出しました。(天かすは)あるけど、(海老天は)ない。あるけど、ない。ないけど、ある。不思議なものだ。セルフのうどんやさんでも、天かす、ねぎ、しょうがは、入れます。七味は、たまにか、途中で入れたり。

まぁ、天かすは、身体にすごくいい訳ではないだろうけど、サクッという食感やとろっという食感をアクセントにしたり、たまに揚げ物食べたくなるようなあの感じは、あるよなぁと。

文でも、サクッとや、とろっとなど、ふんわりや、パリッと、モチッとなどなど、その時々で読みたいもの、気分が違うかな。(なんかパンとか餃子の話みたいですね。)他にも、甘い、甘酸っぱい、ほろ苦いとか、じんわりとか、いろいろな文がある。

noteでも海老天さんのところには、行列のフォロワーさんがたくさんおられて、わたしは、小さなお店の出す天かすのたぬきにも、地味に味わいを感じるタイプで、noteを始めたばかりで出来たらフォロワーさんが適度な数の方が、やっぱり落ち着いて書きやすいです。マラソンのトップランナータイプではないので。マイペースじゃないと疲れてしまう。突然の相席だらけのnoteは、むいてなさげなのかな?時には街の喫茶店で本をゆっくり読んだり、こたつでみかんを食べながら、ぼんやりとするのが、好きなので。

ただ街は好きです。さんぽも好きです。本屋さんも、古本屋さんも、洋服屋さんも、雑貨屋さんも、食べ物屋さん、図書館……いまは春先からのこともあり、インターネットでの自分のできることを、座布団持参で居場所を作ったような感じなので。本来のわたし的には、ちょっと、いや、だいぶ無理をしてます。(ユーモア、ほっこりを見たり、聴いたりを好きな地味な受け手側だったので)

長々となっちゃいましたね。うどんだったらのびちゃうね。たぬきの天かすは、うどんでも、そばでも、サクッと、とろっと2つの味わいが楽しみです。そんな話でした。

追記、だれかの小さいお話や、イラスト、写真に、時になごまされ、励まされ、あぁいいなぁって。いまのわたしはそんなとこです。なくても平気だけど、あるとなごむ、ちっちゃくかわいい箸置きみたいな、そんな文が毎日じゃなくても、読みたいし、書ければ。(あれ?箸置きに変わってる?そういえば箸置きも、大人になって、おもしろいのあるなぁと、たまにそういうの見つけたら、喜んでます。持ってるものはごくわずかです。それは、また別の機会があれば、ということで)

では。







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