ふと振り返ると (読書日記3)

こんばんは。ども こどものねぐせです。

3冊目は、ジブリのアニメーターだった近藤嘉文さんのイラストのスケッチ集です。「耳をすませば」の監督なども務められた方です。

ー「こんな絵を描けたら」と近藤さんが語る時、アメリカの画家ノーマン・ロックウェル、子供のなにげないしぐさを描く絵本画家林明子……それは、いずれも市井を生きる人々の日常の姿が、静かに息づく世界でしたー (p56より引用)
ーある時、ある場所で、一瞬すれ違い、別れた人々のしぐさのなかに、確かに存在していた個性のきらめき、その生命のあたたかさー    (p56より引用)

主にこどものスケッチが多いのですが、大人たちの姿もいきいきと描かれています。1992年頃から97年頃までの東京吉祥寺、東小金井あたりのスケッチとのこと。色鉛筆で着彩されてるその優しい感じがとてもいいです。






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