おでん

こどものねぐせです。

寒いですね。おでんの写真が暖かそうなので、いいなぁと。こどものころ、おでん、特別好き！ではなかったんです。真ん中の、ふつうですという感じで。味が単一で、なんか他のごはんと違って、どうしてでしょうね。ひとしきり、一種類ずつ取って食べて、台所から離れていきました。なんか大人の食べ物のようで。

それが、今では秋冬の寒い時期になると、こういうおでんの写真みるだけで、あーあったかそー！いいなぁと。おっきな鍋が理想ですが、作るとなれば、結構手間ですよね。じゃがいもむいたり、ゆでたまごしたり、小分けに仕込みが色々とあって。でも、それだけに作るとなると、よし！おでん！と力が入ります。（なんでも、たまに、だから余計おいしいのかな？特別感？寒い時の、おっ！いいねぇ、みたいな？）

大人になって、客観的にみると、緑の野菜が足りないのか、と気づく。大根、じゃがいも、こんにゃく、人参、蓮根、など根菜類とかとうふとかなので。根菜類大好きだけど、個人的には、お皿に盛り付けるときに、刻みネギをぱらぱらと上からかけたり、その程度でもいいのでほしいなぁと。

おでんみそとかも、皿のはしっこにつけてね。友達は、柚子胡椒とかもおいしいよ、と前にいってたなぁ。大人は、薬味や辛味とかのおいしさを知ってるから、さらに、おでんのいろんな魅力を引き出しているのかな？

それとスープでも、おでんでも、わたしは三色（人参、ネギ、じゃがいもなど）あればまず、きれいだなぁと、おいしさをさらに感じます。あ、きんちゃくもいいなぁ。

あと最後に、おでんは、ひらがなで書きたい。お、で、ん、あの最後まで、で、ん！と流れる感じも好きだ。味の染み込みを感じる２日目のも、いいですよね。大根やたまごも、牛すじも、ちくわも、はんぺんも、かまぼこも、しらたきも、こんぶも、関東ではちくわぶ……（また、えっ、こんなの入れるの？っていう誰かのアレンジのをたまに聴くのも、おもしろい）いろんなものが、入ってるから、出汁もより味わい深くなる。

おでん。

では。