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「特技は、イラストです。」って言ってみたかったなぁ。

この度、わたくしめのアイコンを『ちばのうまきち』さんに描いていただきました。

もう、可愛らしいアイコンで仕上がった際には、

「えっ?いいんですか?これ私でいいんですか?」

って2度見3度見しました。

作品も素敵なんですが、ご対応も丁寧なお方で・・・。

ここで書いているのも、ちばのうまきちさんに広告してほしいだなんて言われているわけじゃないですよ~。

色々と作品を手掛けられているようで、可愛らしいです。

描いていただき、ありがとうございやす!


何か表現できるものを持っているっていいなぁと思います。

絵なり、音楽なり、自分を表現できたり、感性を打ち込めたりと何かその技術があったりするのは、純粋にいいなぁと思います。

昔、高校生の時、隣に座っていた同級生がいきなり、画用紙に先生の授業姿をデッサンし始めて、古文の教科書片手に

しぇ~!!

と当たるか当たらまいかのびくついていた私を更にびくつかせました。

そんなことしてたら、先生の視線が飛んでくるじゃないかぁぁ!!

じゃない。

「すごいね、それ。」

私が、彼女にぼそっとつぶやくと、

「私、美大目指しているんだ。」

マジか。ここ普通科だぞ。

じゃない。

「び、美大かぁ。」

私には、およそ思いつかない世界のように感じました。

美術の成績は、中。

努力点で何とか稼いでいたものの、手先は、不器用。絵は、ど下手。

子どもにせがまれたって、絶対絵だけは描いてはならんと自分自身の訓示です。

でも、好きなものがあるっていいよなぁ・・・と高2の夏。


しばらく経って、

バイト先で知り合った美大生が

「これから、友達とラフを描くの。」

「らふ?ラフ?裸婦?どれが正解ですか?」

「裸婦よ!」

しぇ~!!石像じゃなくて?

「にょ、女体ですよね?」

「そう。友達同士で脱ぎ合うの。」

ぬ、脱ぎ合う・・・。

「そ、そこに抵抗は・・・?」

「あるわけないじゃない。絵の練習のためなんだから。」

あぁ・・・。芸術家の方は、全てがオープンなんだなぁ・・・と大学2年生の夏。

「ライブ見に来てよ。」

「ら、ライブ?」

「オリジナル歌うから!」

オリジナルって歌詞結構ロックだな・・・、んなこと思って、大学院まで進学しちゃったんかい。

めちゃストレートなコース歩いていらっしゃるやん!・・と大学院1年の夏。

周りを見渡せば、なんだかんだ皆さん特技を持っていらっしゃる。

「君、特技は?」

なんて、今この場で面接会場に飛ばされでもすりゃあ、

「龍笛で音が出せるくらいですかね。」

と答えるしかないしょぼすぎる私の特技。

ギリギリ西洋音符が読めるくらいの知識では、口伝で音階を覚える雅楽しか奏でようがありませんでした。いえ、雅楽も極めれば難しいのですが。

特技でなくても、自分に好きな物、事があることは、強味だと思います。

好きなことは、時に、自分の余暇を充実させ、時に、強くさせてくれる。

これがあるから今日という日を頑張ろう。

そう思える何かを、私は、子どもたちに見つけてほしいと思います。

さて、私の場合、

特技は、皆無なのですが、否が応でもやらされている母親業があります。

そう、特技、うちの息子たちの母親業!

絶妙なタイミングで叱ります。

絶妙なタイミングで車道に飛び出しそうになる子どもの首根っこを捕まえます。

絶妙なタイミングで息子たちの下ネタに突っ込みを入れます。

この特技いかがでしょうか。





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