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大注目!ブロックチェーンと新たなゲーム世界

皆さんこんにちは。今回はHUNTERCITYの「上場企業会長に学ぶ・ゼロイチの作り方。ビジネスモデル構築戦略。」の講義を受けましたので、内容をまとめました。

今回の講師は株式会社イオレ取締役会長の吉田さんです。

この記事では、ブロックチェーンとは何なのかと、これからのゲームの未来について解説していきたいと思います。


ブロックチェーンとは

まず始めにブロックチェーンについて説明します。

ブロックチェーンとは、参加者の中に不正を働いた者や正常に動作しない者がいたとしても正しい取引ができ、改ざんが非常に困難で、停止しない、多数の参加者に同一のデータを分散保持させる仕組みです

ブロックチェーンの特徴は主に

・改ざんが困難
・システムダウンが起きない
・取引の記録を消すことができない
・自律分散システム(多くの参加者でデータを分散しつつ、すべての参加者が自律して取引履歴をコピーし続けるシステム)

の4つになります。


ブロックチェーンの仕組み

この4つの特徴を可能にするための仕組みが4つあります。

P2Pネットワーク
P2P(Peer toPeer)とは、複数の同等なコンピュータが1対1で直接通信を行う接続方式のことです。P2Pでつながったコンピュータがいくつも集まり相互に通信するネットワークをP2Pネットワークと呼びます。

このネットワークによってシステムが分散され、一部のコンピュータがダウンしたとしてもシステム全体は動き続けることができます

・ハッシュ
ハッシュとは、データの特徴に長けた暗号化技術のことです。「ハッシュ関数」と呼ばれる計算式を通すことで、入力したデータは固有な値(ハッシュ値)になります。

ハッシュ値は入力したデータを特定するIDとして機能するため、データの改ざんや破損があれば瞬時に検出することができます

・電子署名
電子署名とは、デジタル文書の作成者を証明する電子的な署名のことです。電子署名をすることで、データが著名者により作成されたこととデータが改ざんされていないことを証明することができます。

・コンセンサスアルゴリズム
ブロックチェーンにおけるコンセンサスアルゴリズムとは、不特定多数の参加者の間で正しく合意形成を得るための仕組み
のことです。

ブロックチェーンではネットワーク上の全ての参加者に分散して同等の情報を記録しますが、記録する取引情報に食い違いが出ないようにしなければなりません。

そこで参加者の各取引情報のうち、どれを正しい取引情報とするのか合意するためのルールとしてコンセンサスアルゴリズムがあります


ブロックチェーンの種類

ブロックチェーンは大きく分けて2種類あります。

・パブリックチェーン
誰でもオープンに参加できるブロックチェーン

・プライベートチェーン
参加するためには管理者の承認が必要になるような、参加者を限定するブロックチェーン


これまでのゲーム

今までゲームはゲームソフトの時代からソーシャルゲーム(SNS上で配信されるアプリ)が主流になってきました。

それぞれゲームソフトは達成感や感動、ソーシャルゲームではその一瞬の楽しさを追求しています。

そしてブロックチェーンの登場によって今と違う仕組みのゲームを作ろうと吉田さんは考えました。


未来のゲーム

一言でいうと、ゲームで生活ができる場を作ろうとしています。遊びを仕事にできる新しいプラットホームです。

どういうことかというと、作ったゲームに給料日を設け、ランキングで上位に入ることで賞金をもらえる仕組みです。

しかし、もし負けてしまってもお金が無くなることはなく、あくまでも勝ったら賞金が出るシステムを作っているそうです。

ここでのお金のやりとりをブロックチェーンを使って行う計画です。

現在はまだ実装されていませんが、近い将来実現できるように試行錯誤しているとのことです。



今回は、ブロックチェーンについてと未来のゲームについての記事でした。ありがとうございました。



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