マーケティングの進め方

コロナで自粛している中、HUNTERCITYの「Webマーケスキルを最速で習得する即戦力研修」を広告運用コンサルをしている方に受けたのでそこでの学びをシェアします。

今回はWebマーケということでしたが、前提となる「マーケティング」の学びも大きかったのでまずはそこについて書いていきます。


そもそもマーケティングとは顧客の課題解決が目的です。マーケティングの歴史は深くこれまでに「製品管理」、「顧客管理」、「ブランド管理」、「自己実現」中心のマーケティングへと移り変わってきました。1900年頃は多くの顧客を獲得することに企業は関心を持っていましたが、現在では消費者個人の自己実現欲求を満たすかどうかということも重要なファクターです。

次に"R-STP-MM-I-C"の五つのステップからなるマーケティングマネジメントプロセスを説明します。これらは、Research(市場調査)、Segmentation(市場細分化)・Targeting(ターゲットを決める)・Positioning(ポジションを決める)、Marketing Mix(4P,4Cを考える)、Inplementation(実施する)、Control(フィードバック)の順に行われるプロセスのことです。


まず市場調査とは、簡単に言うとマクロでミクロな外部環境分析で私たちをとりまく機会と脅威を知ることと、内部環境分析で自分たちの強みと弱みを知ることです。それらを知るために、SWOT分析(Strengh,Weakness,Oppotunity,Threat)があります。外部環境のマクロ分析にはPEST分析(Politics,Economy,Society,technology)を用いて世の中を調査していきます。そして内部環境のミクロ分析では、競合と消費者を分析し戦略に直結する調査を行います。

次に二つ目のSTPマーケティングでは、「市場を細かく分ける」、「どこを狙うかを決める」、「キャラ立ちさせる」を行います。ここでいくつか分けた市場の中から一番狙いたい市場を決めてペルソナを考えます。

そして三つ目のマーケティングミックスでは、4P(Product,Price,Place,Promotion)の製品、価格、流通、広告を組み合わせてマーケティングを行います。

以上のことを踏まえて実践し、改善していきます。その際のポイントとして、検証したいことを絞ること、無駄な作りこみを避けること、新しい価値提案をすることが大切です。最後の「Control」の流れは①何を達成したいか、②現状はどうか、③なぜそうなっているのか、④どうすればよいか、となります。


マーケティングについて一通り書いたところで、次に広告業界の現状を書いていきます。2019年の総広告費用は6兆9381億円でした。そのうちTVCMは1兆8612億円で、インターネット広告は2兆1048億円でした。この数字からもわかるようにTVCMは徐々に下がってきています。スマートフォンの普及によりネット媒体はマスを捉えるメディアになっています。

今回は具体的にTwitterの広告運用の仕方について教わったのでシェアしていきます。まず始めにキャンペーンの設定を行い、目的を決めます。例えば商品の販売促進であったり、YouTubeならチャンネル登録者数を増やすなどです。

次に広告グループの設定をします。これはその広告をどんな人に対して配信するのかを決めていきます。

そしてオーディエンスの条件を設定します。条件としては、キーワード、イベント、興味関心、フォロワー類似オーディエンス(指定の人をフォローしている人に流れる)などがあり、ここでひっかかる人に向けて広告を配信していきます。

最後に自分のツイートをそのまま配信するのか、新たに広告用として作るのかを決めてキャンペーン開始となります。こんな感じに作った後は継続的にPDCAを回していき、改善していくようにします。


今回の研修を受けてテレビであったり、SNSであったりと様々な広告の使い方がありますが、マーケティングの本質的な部分は変わらないと感じました。マーケティングは人間そのものを知ることに繋がると思うので、マーケティングか人間関係で悩んだときは二つを組み合わせて考えると突破口が開けるかもしれません。


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