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菅生新樹さん出演のPV紹介! 第65回メフィスト賞『死んだ山田と教室』は死んだ高校生がスピーカーに憑依した話!?

「メフィスト賞」とは「究極のエンターテインメントを求む」という掛け声のもと始まった、賞金ナシ、締切ナシ、下読みナシの公募新人賞。これまで森博嗣さん、西尾維新さん、辻村深月さんなどを世に送り出してきました。「一作家一ジャンル」と呼ばれるほど個性的な作品が集まるため、受賞作家は「メフィスト賞作家」と呼ばれることも。近年では『線は、僕を描く』や『法廷遊戯』などが映画化されています。

そのメフィスト賞が2024年にお届けするのは第65回受賞の『死んだ山田と教室』。内容は……死んだ高校生がスピーカーに憑依した話!?  今年5月の発売に先駆けて若手大注目の俳優・菅生新樹さんがカバー写真、PVで山田の魅力を表現してくださいました!

↓PVはこちらのURLからご覧ください!↓

作品の世界観を表現してくれる俳優さんを編集部が探していたところ、2022年に俳優活動をスタートさせ、TBSドラマ「下剋上球児」で不器用ながら仲間思いの球児役を熱演していた菅生さんが、『山田』の世界観に共感してくださり、クラスの人気者という主人公山田の役どころを完璧に演じていただきました。菅生さんのinstagramでも紹介いただきました!こちらも是非チェックを!

【菅生新樹さんコメント】

メフィスト賞を受賞された『死んだ山田と教室』に携われて本当に光栄です。山田と仲間たちの不思議な日々がとても素敵で、最高の青春。活字の力強さ、映像の魅力、早く皆様にお届けしたいです!

■『死んだ山田と教室』あらすじ

夏休みが終わる直前、山田が死んだ。飲酒運転の車に轢かれたらしい。山田は勉強が出来て、面白くて、誰にでも優しい、2年E組の人気者だった。
2学期初日の教室は、悲しみに沈んでいた。担任の花浦が元気づけようとするが、山田を喪った心の痛みは、そう簡単には癒えない。席替えを提案したタイミングで、スピーカーから山田の声が聞こえてきた……。騒然となる教室。死んだ山田の魂は、どうやらスピーカーに憑依してしまったらしい。今の山田に出来ることは、話すことと聞くことのみ。〈俺、2年E組が大好きなんで〉。
声だけになった山田と、2年E組の仲間たちの不思議な日々がはじまったーー。

■歴代メフィスト賞受賞者からの推薦コメント

風森章羽さん(第49回受賞)
くだらないのに楽しい。けれど、ほろ苦くて切ない。青春とは、山田である!!

柾木政宗さん(第53回受賞)
最強を最強と言い切れる山田こそが最強で最高。2年E組がうらやましくなりました。

砥上裕將さん(第59回受賞)
こんな角度の切り口があったのかと驚かされ、こんな結末まであるのかと震えた!

真下みことさん(第61回受賞)
自分には経験がないはずの男子校での日々が、妙な生々しさで蘇ってきました。

五十嵐律人さん(第62回受賞)
ダサくて、眩しくて、切なくて。青春の全てと感動のラストに、大満足の一作。

潮谷 験さん(第63回受賞)
校舎に忘れてきた繊細な感情を拾い上げてくれるような物語でした。

■書誌情報

『死んだ山田と教室』
著者:金子玲介
カバーモデル:菅生新樹
装幀写真:江森康之
予価:1650円(税別)
発行元:講談社
発売日:2024年5月16日
ISBN 978-4-06-534831-4


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