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ニッポン放送『SDGs MAGAZINE』に漫画家・冬野梅子さんが出演。radikoでも聴けます。

半年同棲した彼氏に振られたばかりの元・売れない役者、待宵マリと、フードコーディネーター菅野翠。ともに32歳。同時期に恋に敗れた2人が、諦め半分に愛を求める漫画『スルーロマンス』をご存じでしょうか。

『スルーロマンス』は細やかな心理描写や、主人公2人の頭の中で渦巻くアレコレや自意識が漫画内で言語化されるのが大きな特徴。筆者(宣伝統括部)も「まるでウディ・アレンの映画みたいだな」とくすっと笑ったり、決して過剰とは言えない自意識に胸のあたりに痛みを感じつつ、ついつい「次の話も」と読み進めてしまいます。

その『スルーロマンス』をコミックDAYSに連載中の冬野梅子さんが、先日3/3(日)放送のニッポン放送『SDGs MAGAZINE』に出演されました。

残念ながら私は体調不良のため同行できませんでしたが、イチファンとして楽しく拝聴しました。今回は、“ジェンダーの平等を達成し、すべての女性と女児のエンパワーメントを図る”SDGsの目標5となる「ジェンダー平等」にフォーカス。そのなかでも日本の女性の生き方について考える。という骨太なテーマでありながら、パーソナリティの新内眞衣さんと冬野さんが本音でゆるゆると語り合う様子は、まるで『スルーロマンス』の世界さながら。女性だけでなく男性でも共感するところは多いはず。きっとラジオの醍醐味を味わえると思います。

放送のなかでいくつか印象に残った言葉をご紹介します。

「SDGsは自分に満足感があってはじめて考えることでは。 自分が何もできないときに他人が立派なことをしているときのつらさ」(冬野さん)

「余裕がないときにあれこれ言われても、ルッキズムとか知らない人も多いから、周りの理解度がないと口に出せない」(冬野さん)

「タスクが溜まっているのにそれをやりたくない。けど面白いこともない」(新内さん)

断片的に紹介しましたが面白さが伝わりにくかったかもしれません。他にも生きづらさの要因や言語化についてなど、興味深いお話がたくさんありましたので、気になる方はradikoでチェックしてみてください。

なお、冬野さん登場回は3/3(日)と3/10(日)の2回に分けて放送されます。次回は3月10日(日)14時10分からになりますのでチェックを。

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