こだま

対岸の木

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外部根拠律のパラドクス

定義Aの外部根拠:A以外の事象のうち、Aを立証する能力を有するもの。 外部根拠律:「すべての事象はその立証に外部根拠を必要とする」という規則。 外部根拠律の自己矛盾外部根拠律が真であると仮定すれば、すべての事象には外部根拠が必要となる。このとき、外部根拠律自体にも外部根拠が必要となり、その外部根拠にもさらに別の外部根拠が必要になる。この連鎖はすべての事象に対して無限に続くこと(無限後退)になり、最終的に外部根拠律自体を立証するための外部根拠が見つからないという結論になる。

    • 比較主義のリスク図

      自己価値を他者との比較によって定めると、図のような負のループに陥る危険性がある。特定の分野における順位と存在価値がイコールであるという根拠はなく、それは単なる主義思想にすぎない。思想の自由権にもとづき、どのような思想を持つべきかどうかは個々の判断に委ねられる。

      • 性格分類の誤謬

        性格がx種類に分類できるからといって、 この世にx種類の性格しか存在しないわけではない。 Aタイプと診断された人が、Aタイプの特徴をすべて持っているとは限らない。 以上は当然のことだが、忘れると自他への偏見につながるだろう。

        • 侘の美学

          科学や西洋文化の台頭により、完全性や整合性を有するものが善美であるという思想が勢力を伸ばしてきた。しかし《侘び》によると、不完全さや儚さにしか表現できない善美が、確かに存在することがわかる。 したがって、完全性や整合性は「美しさ」の必要条件ではないのだ。美のために完全性を追求する者は、不完全ゆえの美しさを失っていくのである。

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        外部根拠律のパラドクス

          八方美人のパラドクス

          「誰からも嫌われない人」を目指したとして、「だれからも嫌われない人を嫌う人」がいる限りは、だれからも嫌われない人になるのは不可能である。

          八方美人のパラドクス

          自己犠牲のパラドクス

          用語平等主義 (びょうどうしゅぎ) 全ての人間が公平・同等に扱われるようになることを志向する思想のことである。 引用元:平等主義 - Wikipedia 自己犠牲(じこぎせい) 自分の幸せや気持ちを後回しにして、損をすることをいとわずに働いたり、労力を費やしたりすることを表す。 引用元:自己犠牲とは|言葉の意味や使い方、自己犠牲から抜 … 救済(きゅうさい) ある対象にとって、好ましくない状態を改善して、望ましい状態へと変えること。 引用元:

          自己犠牲のパラドクス

          アダルトチルドレン思考図

          図の読み方ガイド図解注意事項随時更新予定 本図は単なる一通りの解釈にすぎない 思考の多様性に対する否定や制限の意図は一切ない

          アダルトチルドレン思考図

          自分軸による自己肯定

          導出過程以上からわかるように、自己肯定の本質は自己言及と循環論法である。自分軸という自己言及的かつ循環論法を含んだロジックの、真理としての妥当性は、私の以下の証明によって担保される。この証明では、循環論法の禁止自体が論理的な妥当性を持たないことを考察している。

          自分軸による自己肯定

          病理学

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