HIGH POWER MARKETING 第4章 感想

第4章 人と違う強みを探す

競合を上回るユニークで特徴的な強みやメリットが大事。そうでないと顧客があなたを選ぶ理由がない。

そのためには、何を提供できて、これから何ができるのかを見極める必要がある。これをUSP(ユニークセリングプロポジション)という。

USPを作るには広告などを見て勉強するのが大事。作成のポイントは、

幅広い品ぞろえ、大幅な割引、アドバイスとサポート、利便性、最高級の商品やサービス、迅速なサービス、基本以上のサービス、通常よりも長期または広範囲にわたる保証、その他強豪にはない強み、などがある。

USPは明確で的を得たものであることが大事。できれば一段落で。そして、一度決めたら実行できるものを作ることが大事。

USPの作成ステップとしては、すでにあなたが提供している強みやメリットをリストアップする。次に、競合は提供しているけれどもあなたが提供していない強みやメリットをリストアップする。競合のユニークなメリットをあなたならどう改善できるか、その方法をリストアップする。

次に、取引先をリストアップする。その強みやメリットをあなたの仕事やキャリアに取り入れることができるかどうか考えてみる。世の中の成功事例で参考になるものがないかどうかも考えてみる。


さて、本を読んだだけでは意味がないので、自分のケースに当てはめてみる。総務労務関係のコンサルティング業務をやりたい僕の場合はどう考えるか。自分が提供できるユニークなところは・・。自分のビジネスに取り入れられる取引先は・・。

例えば僕なら、規程や制度が未整備だったり、運用が適当で社員の不安感や不信感につながっている例を見たりして、そういうのをきれいにしておけば社員のモチベーションも保てるし、社長さんもいつ労働問題が発生するのかとヒヤヒヤしなくて済むのではと思ってるので、そういう姿勢は大事にしたいかなと。

というわけで、考えてみた僕のUSPはこちら。

”「すこやかに働く」をテーマに、社員も社長もみな笑顔で、安心して働ける職場の環境づくりをお手伝いします。”

いかがでしょうか。初めてなので出来がいいのか悪いのかわかりません(笑)ぜひ感想教えてください。もう少しサービス内容が具体的にわかるほうがいいのかなあ。

作ってみて思ったのは、USPを決めるとターゲット層も固まるんですね。つまり僕の場合は、従業員を低賃金で長時間こき使ってやろう的な経営者は僕のところには相談はこないはず、とか。

ではまた次回。



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