46歳の僕がいま君たちに伝えられること

今、僕たちは離れて暮らしている。毎日会話することはできず、伝えてあげたいことがあってもなかなかできないことも多い。

人生にマニュアルはないし、コースは人それぞれだけど、それでも、一度きりしかない人生を一人で手探りで生きるよりは、何かの参考になるかもしれないと思うし、父の考え方を知っておくのは悪くはないと思うので文章に残しておく。

今はどんな時代なのか
風の時代という言葉が象徴しているように、これからは人と人とが今よりもさらに自由に行きかう時代になる。個人と個人がどこにいても自由につながり、個人のアイデアで大きなことができるということ。
これまでは何かしようと思ったら、道具とお金が必要だった。だけど、だから、お金を持っていない人は何もできなかったし、お金がない人は銀行に頼んでお金を貸してもらうしかなかった。お金を借りると大きな利子が付いてきたから、よほど返せる当てがないと破産するのがオチだった。道具もそう。大きなことをやりたければ大きな道具(つまり機械)が必要で、そしてそれには大きな資金、つまりお金が必要だった。
ところが今や、もう大きな道具は必要ない。コンピュータの技術があればわずかな資金でモノを作れるようになった。お金も必要ない。わざわざ銀行に頼み込まなくても、お金を持っている人と簡単につながることができるので、アイデアさえ認めてもらえれば、簡単にお金を調他することができるようになった。

昔はこういう人がモテた
昔なら、いい大学に入っていい会社に勤めていれば、それだけでほぼ安泰だった。名前のしれている大学を卒業していれば頭がいいはずで、たぶん友達もまともだろうと思われるから。会社もそう。名前のしれている会社に勤めていれば、まともな人がいてまともな仕事をしているに違いない。万が一、何かあっても会社が立派だから保証してくれるだろう、と思われていた。
なので、名前のしれている大学に行って、名前のしれている会社にさえ言っていれば、後は何もしなくても、もしくは自分の頭で考えずに誰かの言われたことだけをするようなつまらない仕事をしていたとしても、会社の外では、「りっぱなひと」扱いをされた。

これからどんな人になるべきか
じゃ、これからは?個人と個人が対等に結びつく時代において何が必要なのか?多分この二つに尽きる。
①君が君でいること
②人に信用される土台があること(中身も見かけも)
どういうことか。
①君が君でいることは簡単。いつも自分の頭で考えて自分の意見を自分の言葉で語れること。
あの人が言っていたから正しい、は過去なら通じた。部長が言っていたから正しい。大臣が言っていたから正しい。そんなことはもうない。勉強してない部長だったら?常識外れの大臣だったら?ほらね。常に自分でいろいろなことを勉強して、自分の頭で、どっちが正しいか考えて、自分が正しいと思うことを言ったり行動できたりするようにならないといけない。
誰かに言われたことを正しくそのままできることは、必要ではあるけど、大事なことじゃない。大事なことは、正しいかどうか判断できる頭があることと、それを実行できる能力だと思う。

②人に信用される土台、も簡単。
これは、外見と中身と両方ある。どっちも人並み以上であるに越したことはない。個人と個人が直接やり取りをするということは、相手はどんな人かわからないことが多いってこと。初めましての時に何で判断するかというとやっぱり第一印象。あほそうだったり信用できなそうじゃ、話にならない。
中身はきちんとしてるから信用してよといったところで、会ってもらえなきゃ意味がない。
外見は、身長はさすがにどうしようもないけど。それ以外ならどうとでもなる。顔はきちんと手入れ(肌と歯は大事。歯はできるなら矯正してもいいくらい)していい表情ならだれでも素敵だし、流行りの髪形にしておけば、かなりよく見える。服もそう。年代とキャラクターに似合った服装をしていればとてもおしゃれに見える。おしゃれに無頓着なのは、他人にどう見られてもどう扱われてもいいと言っているのと同じこと。あと大事なのは姿勢。姿勢と立振る舞いをきちんとしておけば、それだけで立派に見えるので10倍増しになる。ちなみに、立派に見える人に難癖付けてくる人はあまりいない。

中身については、信用される土台として大きいのはやっぱり学歴。個人の時代なんだから、昔の人の作った実体のない階級なんか意味ないじゃないと思うかもしれないが、そこは誤りで、個人同士の付き合いだからこそ、相手がどんな人かをはかるときの物差しが必要になる。逆説的かもしれないけど。今度会うやつどんな人だろうね、早稲田らしいよ、てなれば、とりあえずあほではないらしいし、ということがわかる。それだけかもしれないけど、聞いたことのないような大学だったら、会った瞬間からバカにされるのでこの差は大きいと思う。それに、俺の友達で早稲田いってるやつがいるんだけど、みたいなことはみんな言いたいので、友達になってくれる。
かつ、会社に入ってからもまだまだ日本では学歴はモノを言うということからも、学歴だけは持っておいたほうが得。とりあえず早稲田か慶応はマストかと。国立大はカタブツの印象を与えるし、地方の国公立だと田舎者扱いされる。国内の大学が果たしていいのかどうかっていう議論はあるけど、海外の大学行ってもたいていの日本人には通じないので、海外の大学に行きたければ早稲田か慶応を出てから(もしくは途中で)行けばいい。大学卒業がちょっとくらい同級生より遅れても、それくらいの誤差なら関係ない。ちなみに大学はそこそこで大学院で早慶クラスにいくと学歴ロンダリング扱いされるのでめんどくさいだけ。



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