向いているか、向いていないか

以前、地元のビジネスアワードに応募したことがあった。

一次の書類審査をクリアし二次審査へ。二次審査では審査員数名の前でプレゼンテーションを行う。

その前に何度かブラッシュアップの機会もあり、プレゼンの模擬みたいなこともして、修正点等を指摘されたりした。僕は人前で話すのがとても苦手で模擬でもかなり緊張してしまい、その点を指摘された。

その後、二次審査までの数日間でパワポの修正を行い、発表の練習を何度も重ねた。

そして本番、少し機材のトラブルはあったものの練習の成果もありほとんど緊張せず終わることができた。
その後の審査員の講評でも、話はわかりやすくて面白かったしパワポもしっかり作り込まれていてよかった。など良い評価をいただいた。

正直、感触はよかったのだ。

が、結果は…。最終候補に残ることはできず二次審査で終わってしまった。
最終に残った人たちの中には時間をオーバーしてまで話す人、講評で結構厳しめの発言をされていた人など、個性豊かな人たちが残った。

僕は後日、自分のプレゼンのどこが悪かったのかを思い切って主催者に聞いてみた。

すると、話の構成やパワポもキレイにわかりやすく作り込まれていました。
が、このアワード向きの人ではない。 と回答をいただいた。

ん?イベントとしての盛り上がりに欠ける人間は落として、盛り上がる人を残したと言うことか?

ビジネスアワードとはパワポの資料や構成よりキャラを重視したのか…。

それ以来、アワードなるものには応募しないと決めた。
自分のやりたい事は他人の手を借りずに、自分でやり遂げる!

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