レンタカーなしで奄美大島2泊3日ひとり旅

この記事ではレンタカーを利用せずに、奄美大島の一人旅をした内容を紹介しています。
旅先で運転しない派の方の役に立ちましたら、幸いです。

奄美大島への行き方、旅行会社の選択肢

奄美大島は、鹿児島と沖縄の間にある島となります。奄美大島へは、飛行機で行く方法と、船で行く方法がありますが、筆者は、飛行機で行きました。
羽田から直行便も出ています。
利用したのは、オリオンツアーという旅行会社のプランで、飛行機とホテルだけを予約するというものです。

飛行機とホテルを予約する方法としては、JALやANAのダイナミックパッケージツアーを予約する方法や、楽天トラベルなどを利用する方法、そしてオリオンツアーやしろくまツアーを方法があるかと思います。
JALやANAは、行先やタイミングによってはかなり安く追加オプションが出ているときがありますので、どの旅行会社にするか選ぶときには、一度チェックしておくとよいかもしれません。
今回、奄美大島でのオプションは出ていないようでしたので、JALやANAは選択肢から外しました。
楽天トラベルでも良かったのですが、宿の選択肢が多すぎて、ちょっと困るなと思ってこちらも選択肢から外しました。
結局、オリオンツアーにしてみました。どの旅行会社を選ぶかは結局のところ、好みの問題ですよね。

どのホテルにするか、エリアが肝心

奄美大島でホテルを選ぶときのコツは、ホテルの場所・エリアだと思います。
奄美大島は、かなり大きな島でして、現地でアクティビティを予約するときにも、お店によっては送迎可能エリアが指定されているようでした。
いくつかのホテルを移動するという方法もあると思いますが、それも面倒ですよね。

色々な場所へ観光やアクティビティしに行きたいということですと、名瀬市という街にあるホテルがよいと思います。名瀬市はファミリーマートや地元のコンビニが何軒もありますし、飲食店もたくさんありますし、徒歩で散歩していても10分程度で、移動できるので、便利でした。
ホテルウエストコート奄美というホテルが、地元の観光業の方にも知られているホテルのようでしたし、ホテルの入り口のところに「ウエストコート」というバス停がありました。
このホテルウエストコート奄美の周辺に、似たようなホテルが沢山ありましたので、その辺りのホテルに泊まっておけば、バス移動する場合に、交通の便はよいと思います。

なお、奄美空港から、名瀬市にあるホテルウエストコート奄美までは、バスで1,100円、50分くらいかかります。
ウエストコート奄美に泊まると、ウエストコート奄美2にある大浴場を利用できます。二つのホテルの距離は20メートルくらいだと思います。一旦外に出るのは面倒ですが、大きい湯船があるのは、よいですよね。

奄美大島で何をしよう

さて、ホテルが決まったら、奄美大島でやることを決めましょう。
筆者は、下記のようなスケジュールにしました。
到着日:
昼:体験ダイビング
夜:クロウサギナイトツアー
二日目:
午前:金作原(きんさくばる)原生林ツアー
午後:マングローブカヌー
三日目:
午前中:ウミガメシュノーケル

まずはお店探しと予約

体験ダイビング

筆者が行ったのは12月です。でも、せっかく南の島に行くのだから、何か海で遊びたいと思って、検索しました。
すると、ダイビング、シュノーケル、サップ、サーフィン、釣りなど色々なアクティビティがあるようでした。
ところが、そういったアクティビティは申込人数2名からというものが多かったです。また時期的に予約不可のお店も多かったように感じました。

一人参加OK、送迎ありのところを探すと、ネバーランドというショップが出てきました。お店のブログも頻繁に更新しているようで、12月でも営業していそうです。しかも、ドライスーツとのこと。さすがにウエットスーツは寒そうだなと思っていたので、嬉しいです。
まずは問い合わせフォームから、「12月〇日から〇日まで行くので、その間で予約取れる日ありますか?」などと連絡してみます。無事に、初日に予約が取れて、空港まで迎えに来てくれるとのこと。(13,200円)

クロウサギナイトツアー

奄美大島のアクティビティを探すと、やたらナイトツアーができます。
どうやら奄美大島には夜行性の野生のウサギがいて、そのウサギは奄美大島辺りにしかいない貴重なウサギなのだそうです。
しかし、ナイトツアーもまた予約人数2名からのところばかりです。また、現地集合、現地解散のプランが多くて、行きは路線バスで行けたとしても帰ってくる手段がなさそうです。
ところが、一人参加OK、送迎ありというナイトツアーがありました。おそらくお一人でやっていると思いますので、お店の名前を記載するのは控えますが、非常に良かったです。アクティビティジャパンとかアソビューで検索すると出てくると思います。リクエスト予約となっていますが、予約の重複を避けるためにリクエスト予約にしているのだと思いますので、リクエスト予約だから予約取れないとかではなさそうでした。なお、昼は別の仕事をしているそうなので、返事がくるのは夜です。
筆者はアクティビティジャパンから予約して、現金払い(7,000円)にしました。

金作原(きんさくばる)原生林ツアー

金作原(きんさくばる)原生林という、世界自然遺産になってる山に行くツアーとなります。といっても、山へは車で行くので登山ではありません。保護地域の入り口まで車で行って、そこからは横移動です。
鹿児島県のキャンペーンで無料で参加できました。通常は4,000円だそうです。
VISIT鹿児島県というサイトで、予約申し込みしてみたら、「その時間は満席ですが、こちらの時間なら空いてますよ」といった案内があり、予約取れました。
この予約サイトに問い合わせると集合場所はツアー会社のところ(ホテルから徒歩10分くらいの場所)とのことでしたが、前日にツアー会社から電話がありウエストコートなら迎えに行きますよとのことで、来てくれました。

マングローブカヌー

金作原(きんさくばる)原生林ツアーに行った後は、マングローブカヌーがおすすめのようでした。
マングローブへ行くときは満潮時刻を調べておいて、満潮の時間に行くのが良いようです。筆者が行ったときは15時頃だったと思います。
マングローブカヌーへは、路線バスで「マングローブパーク」または「マングローブパーク入口」という場所へ移動します。
マングローブカヌーする場合には、お店が2つあります。時期的にどちらも予約はしなくても大丈夫そうでした。
一つ目は、マングローブパークというところで、そちらは、スタート時間が決まっていて、ガイドが面倒をみてくれるスタイル。(2,000円)
もうひとつは、マングローブ茶屋というところで、こちらは、いつ行ってもOK、割と自由なスタイル(1,700円)
どちらのお店にするかは路線バスで旅する場合には、路線バスの時間次第だと思います。
名瀬市内では路線バスがグルグルと回るので、ウエストコート前で乗れなかったとしても、ちょっと歩くと追いつくことも出来そうです。
金作原(きんさくばる)原生林ツアーの終了して戻ってくる予定時刻は12時頃、そこから徒歩16分のところにある奄美小学校で、12時22分のバスに乗れたらマングローブパークのスタート時間に合うので、そちらを利用して、13時36分のウエストコート発のバスにのれたらマングローブ茶屋を利用することにしました。

ウミガメシュノーケル

最終日の予定が決まっていなかったのですが、初日に行った体験ダイビングのお店の更衣室ですれ違った方が、「ウミガメ見れたよー」って言っていたので、帰りがけにウミガメシュノーケルの予約を取りました。
奄美大島には、ウミガメが食べる海藻が生えている場所があるようで、その海藻を食べに来たウミガメを眺めるというものです。かなり浅い場所なので、ダイビングではなく、シュノーケルでよいとのことでした。
飛行機に乗る日はダイビングできないルールがあるようで、ちょうどよかったです。ホテルまで迎えに来てくれて、最後も送ってくれました。(7,500円)

いざ、体験!

奄美大島への移動

奄美大島へは鹿児島空港経由で向かいました。鹿児島空港からは、屋久島や種子島など様々な離島への飛行機が出ていました。
屋久島行きの飛行機に乗る方は、登山リュック背負った方が多かったです。
鹿児島空港へ着く前にアナウンスがありました。
「離島へ向かう飛行機は、かなり小さいです。荷物は預けてください。」とのこと。
さて、奄美大島行きの飛行機へは、バスで移動します。バスの乗客に人数は20人くらいでしょうか。観光客は、ほぼいません。飛行機のところにつきましたが、奄美大島行きの飛行機もかなりの小さいサイズです。プロペラがついています。乗客が20人ですで、その飛行機のサイズも想像いただけるかと思います。
小さい飛行機ですので、揺れます。これは、これでひとつのアトラクションみたいです。(帰りは羽田への直行便だったのですが、こちらは大きい飛行機でした。揺れるのが嫌だという方は直行便の方が良いのかもしれません。)

体験ダイビング

奄美空港へ着くと、ダイビングショップの方が迎えに来てくれていました。
「ここから20分くらいでお店に着きますよ。」
20分間、会話しながら、お店に向かいます。
といってもプライベートに踏み込んでくることもなく、快適な会話です。

さあ、お店に着きました。お店も広くて綺麗で快適。
今回のインストラクターの方が出迎えてくれました。
ダイビングといえば、まずは同意書。
ダイビングはリスクあること理解していますとか、健康状態のチェックとか、緊急連絡先とか、書類に記載していきます。

そして、着替え。こちらのお店は、靴下さえ持っていけば、あとは貸してくれました。(ウエットスーツの時期は、水着も持っていくのだと思います。)
ジャージの上下みたいなものを貸してくれて、それを着るのですが、下着の上にそれを着てもよいし、スパッツとかタンクトップを防寒用に身に着けてから着てもよいそうです。
そのあとは、マスク。いわゆるゴーグルです。このマスクは鼻が覆われているので、マスクをつけると自然と口呼吸となります。マスク装着の注意点や、呼吸の仕方、マスクに水が入った時の対処法など説明を聞きます。
そして、ドライスーツ着用。とりあえず腰まで上げます。
その状態で車に乗って移動します。
今回のダイビングはビーチエントリーといって、海岸で行いました。浜辺です。ドライスーツをしっかり着て、装備を付けたら、砂浜を歩いて、海に入っていきます。曇っていて天気の悪い日だったのですが、海の水がきれい。外は寒いですが、海の中は温かいです。穏やかなのですが、波がある中で、呼吸の練習をするのは、ちょっと大変。バランスを崩してあっという間にひっくり返ってしまいました。
ひっくり返るのも楽しいし、そもそも浜辺から海に入るのなんて、何十年ぶり!それだけでかなり楽しんでいました。
ドライスーツというのが、そもそも浮きやすいようで、ドライスーツから空気を出したりするのが面白かったです。
足ヒレを付けていたのですが、コツがつかめず、結局、ずーっとインストラクターに引っ張っていってもらいました。
魚はいっぱいいて、熱帯魚といえばちっちゃい魚のイメージがありましたら、こちらの海では、なかなかの大きさでした。ちょうどお昼時だったのか、お食事中の魚もいました。
この日潜った深さは1メートルくらいだったそうです。ものたりない気もするけど、旅の初日ですし、これくらいがちょうどよいのかな。
これでも耳抜きは必要でした。

この初日にドライスーツや海に慣れておいたのが、最終日に役立つことになります。
今回はドライスーツを着用していて、足から首までと手首まではドライスーツによって濡れません。顔は出ているので、濡れますし、海の冷たさを感じます。手は手袋をしていますが、防寒用でないので手は濡れます。
そして、ドライスーツを着ていても、なんとなくの水温は感じます。海の中って水温が一定ではないようで、海で移動しているときに急に冷たくなったり、温かくなったりといった温度の変化を感じました。

こちらのお店にはシャワーがあり、シャンプーなども常備されています。ちなみにドライスーツを着用したまま、お店に戻ってシャワーを浴びると頭と顔だけ洗えばよいので楽です。

体験が終わると、お店でお茶を飲んだりして、ちょっと休憩してから、ホテルまで送ってもらいました。今回は、一緒に体験した方の希望で、途中にある水間黒糖という黒糖屋さんに寄ってくれました。
今回、12月というダイビングショップのお客さんが少ない時期だったので、寄り道してくれたのだと思いますが、こちらのお店は、行ってよかったです。
水間黒糖のお店の方がフレンドリーな方で、色々な話をしてくれました。暑い時期は作っていないとのことでしたので、もしも暑くない時期に奄美大島へ行かれる方は是非こちらのお店に寄ってみてください!

ホテルに着くまでの間、ホテル周辺のおすすめの飲食店を教えてくれました。その中で筆者が行ったのは「鳥しん」というお店です。ウエストコートから徒歩10分くらいの場所にあります。
焼き鳥屋さんですが、丼物やラーメンなどもあり、一人でも入りやすいです。奄美黒豚パパイヤ丼という何かでグランプリを獲ったという丼を頂きました。ただ、それだけでは足りなかったので、追加で焼き鳥などを注文しました。

クロウサギナイトツアー

18時半頃、ホテルのロビーに迎えに来てくれました。
ガイドさん一人、客一人だったので、どんな方なのかちょっと心配だったのですが、口コミを見る限り、ヤバい人ではなさそうです。
実際に、お会いしてみると、すごく感じが良い方で、安心しました。
このナイトツアーはおススメです。
車で移動して、クロウサギがいるという山へ向かいます。

今回のナイトツアーは、いわゆる普通の乗用車に乗った状態で山道をゆっくりと移動するツアーで、動物がいると、車の外に出て観察することもあります。車の中からでも十分見れます。
その山道は一見、普通の舗道ですが、その山道に入るのに予約が必要だったり、速度制限があったりといったルールがあったりするそうです。

筆者が行った日は、風が南風から北風に変わった(夏から冬になった)ときだったので、ガイドさん曰く、あまり見れないと思うとのことでした。
ところが、行ってみたら、会えました!
まず、クロウサギ!何羽も居ました。兄弟ウサギや、子どものウサギなど。かわいい。
時期的に子どもウサギを見ることができる時期だったようです。
そして、イシカワガエル!
このイシカワガエルというのは、日本一きれいなカエルと言われたりするカエルのようで、確かに見てみると、確かに綺麗。筆者が見たのは小さいサイズでしたし、夜だったので、特に綺麗に思いました。
ネットで画像をみるとちょっとカエル感が強いなと思ったのですが、生で見ると綺麗。
最後に、ケナガネズミ。木の上にいるネズミで、確かに毛が長い。全体的に長いわけではなく、短い毛で覆われているところに、長い毛が生えているように見えました。
その他、普通のネズミ。外来種らしいです。
フクロウなどがいました。フクロウは、目の前をあっという間に通り過ぎてしまいました。

ホテルに戻ってきたのは、21時過ぎだったかと思います。
このナイトツアー、本当に楽しかったです。

金作原(きんさくばる)原生林ツアー

予約したときは、ツアー会社集合とのことでしたが、前日の夕方に電話があって、ホテルに迎えに行きますよとのことでした。
また、当日は雨でしたが、出発の30分くらい前に、長靴貸しましょうかといった電話をくれました。電話をくれた方は非常に感じのいい方でした。

筆者が申し込んだツアーは、実はネットでの評判がものすごく悪いツアーでした。色々なサイトの口コミを読むと、おそらく問題のあるガイドがいて、その人に当たると外れツアーになるということだろうと想像していました。
結論をいうと、このツアー、自分と同世代の方は耐えられると思いますが、上の世代とか子供連れとかには絶対に勧めません。

筆者が行ったときのガイドも、ネットに書かれていたガイドの方でした。いうならば、小学校の遠足方式。
「私が集まってくださいと言ってから、皆さんが集まるまで15秒かかりました。この時間、無駄ですよね。」とかそういう言い方をしてくる方でした。
参加者は、年配のご夫婦やちっちゃい子もいました。
ツアー参加者のテンションは、だだ下がり。
帰りたくても携帯もつながらない場所なので、おとなしく従って街まで送ってもらうしかありません。

思えば、迎えに来てくれてた時から、やたらと腕時計をみる方でした。数分おきに時計をみていました。
散策が終わると、再度車に乗って、山道を下って、町の舗装道路へ降りるのですが、その山道の下りの運転が、ものすごく荒くてひどかったです。
時間がなくて、そういう対応になってしまうのならば、集合時間を早めたり、解散時刻を遅くしたりすれば良いんじゃないかなと思いました。

ネットの口コミは当たっている。悪い口コミがあるところは利用しない方がよいという教訓を得ました。

ランチ(名瀬市)

ホテルに戻ったのが、12時10分頃だったので、12時22分の路線バスには間に合いません。
ランチに行くことにしました。
「有楽 縁」というお店で、ウエストコート奄美から数分のところにあります。
営業日が少ないので、ランチ営業してたらラッキーといったお店です。このお店は天ぷら定食とか、海鮮丼とかそういった和食のお店です。
ちなみに奄美のランチ営業は短いらしいので、お店で食べる場合には早めに行った方が良さそうです。

マングローブ茶屋でマングローブカヌー

13:36頃ウエストコート発の路線バスで、マングローブ茶屋へ向かいます。料金は790円くらいです。降りるバス停は、「マングローブパーク入口」です。
筆者は間違えて一つ手前の「マングローブパーク」で降りてしまいました。
マングローブパークバス停には、道の駅やカフェ、そしてマングローブパークというカヌーもできる場所がありました。
筆者のおすすめは「奄美大島世界遺産センター」です。マングローブパークで降りると明らかに新しい建物があります。新しい建物には綺麗なトイレということで、トイレを使いたい場合には、ここがおすすめです。「奄美大島世界遺産センター」は無料で入れます。
マングローブ茶屋のトイレは、外から見る限り、公園のトイレみたいな感じですので、奄美大島世界遺産センターのトイレがおすすめです。

さて、一駅歩いてマングローブ茶屋に向かいます。一駅といっても、視界には入っていますので、大したことはありません。マングローブ茶屋の受付に行って会計を済ませると、車でカヌー乗り場まで連れて行ってくれます。
筆者はリュックを背負っていたので、ここに置いていきなと言われて受付の机の上に置かせてもらいました。

カヌー乗り場に着くと、「そこにかけてあるレインコート着て、ライフジャケットつけてね」「パドルの使い方説明しますね」「さあ、乗りましょうね」といった感じで、あっという間に、スタート。
「300メートル先にガイドがいるので、そこまで行ってください」とのことでした。
筆者が行ったときはちょうど満潮の時刻だったはずですが、それでも浅瀬があって、干潮のときに来た方はどんな感じになるのだろうと思いながら漕いでいました。
300メートル進むと、そこからマングローブのトンネルの中を進みます。
「〇〇が見えたら、それを目印に引き返してくださいね。」
マングローブ茶屋でカヌーに乗ったら、自由です。自由行動です。ちょうど雨もやんでいたので、楽しいカヌー経験でした。

元の場所まで戻ってきたら、ライフジャケットとレインコートを返却して終了です。帰りは、マングローブ茶屋の受付にリュックを取りに寄ってから、マングローブパークに向かいます。マングローブパークへ行く途中にマングローブ茶屋の受付があるので、大した負担にはなりません。
なお、マングローブ茶屋の受付の近くに遊歩道があってマングローブを見ることができるようなのですが、ハブに注意と書いてあったので、怖くて行きませんでした。
奄美大島には、ハブがいるようです。名瀬市などの都市部には出ないようですが、マングローブの辺りはどうなのかわからなかったので、今回は遊歩道はやめておきました。
帰りのバスの時間まで、マングローブパークの道の駅で買い物をしたり、奄美大島世界遺産センターの展示をみたり、トイレを借りたりして時間を潰しました。

夕飯 ヤギのスープ

ホテルの近くまで路線バスで戻り、夕飯は、かめという居酒屋へ行きました。このお店はホテルからも近いですし、一人でもOKということでした。
そこでは日替わりの天ぷらと、ヤギのスープを飲みました。イノシシの焼肉も食べてみたかったのですが、すでに満腹でした。奄美といったら黒糖焼酎ということで、飲んでみました。25度くらいのものはおいしく頂いたのですが、アルコール度数が高いものは、ちょっと口に合いませんでした。
あれはどうやって飲むのが正解だったのでしょうか。

ホテルに戻る途中で123マートというコンビニに寄りました。このコンビニは、お土産ものも売っていて便利です。ホテルの周りには何軒もコンビニがあったのですが、こちらのお店が一番近いと思います。距離としては30メートルくらいだと思います。
※24時間営業ではないです。

ウミガメシュノーケル

最終日、朝食を食べたら、荷造りして、チェックアウトします。
ホテルのある名瀬市は、雨がやみつつあるという状況でした。
8時ごろにダイビングショップの方が迎えに来てくれましたが、ショップに近づくにつれて、土砂降りに。。。
雨はシュノーケルには影響ないとのことでした。
ショップについたら、さっそく着替えです。二日前に来たばかりですので、慣れたものです。ドライスーツを着たら、車に乗って移動です。
着いたらさっそく海に入ります。
雨降っているけど、海の中はキレイです。
シュノーケルは、インストラクターが大きなビート版をもっているので、そこにつかまっていればよいだけです。あとは、魚のいるポイントやカメが来そうな場所に連れて行ってくれます。
初日に体験ダイビングした海岸と違う場所なのですが、海の中の様子も違いました。
ウミガメ、来ました。優雅です。ご飯を食べて、海面に呼吸しに上がってきて、潜るというのをゆったりとなさっています。
いいねー。延々と見ていたい。
ウミガメシュノーケル、楽しかったです。

ショップに戻り、シャワーを浴びて、帰ります。
記念にウミガメTシャツ購入しました。肌触りが非常に良いです。
ショップの方のご厚意で、あやまる岬経由で奄美パークまで送ってもらいました。
あやまる岬は、おぉー!という感じでした。前方、海です。右を見ても、左を見ても海です。岬ってこういうところなのねという感じました。
奄美パークは空港の近くにある施設ですが、行ってみたらなんとランチは貸し切り営業で利用できず。
お腹がすいたので、ちょうど来た路線バスで「ばしゃ山」まで移動して、海が見えるピザ屋でランチしました。路線バスで空港移動して、帰ります。
と思ったら、空港でアナウンス。
「飛行中、揺れることが予想されます。トイレは乗る前に行っておいてください」とのこと。結果、ほとんど揺れずに羽田に戻れました。

感想

最後に奄美大島の感想を記載しておきます。
奄美大島は、世界遺産に登録されてテレビなどで紹介されるようになってから、観光客が徐々に増えてきたようです。まだ開発は進んでいませんでいたが、年内に島で一番大きなホテルがオープンしたり、温泉施設ができるそうで、これから開発されてしまうのかもしれません。
クロウサギ、今、数が増えたそうで、夜、山に行けば割と見えるそうですが、山にはハブもいるし、ガイドなしでは行かない方が良さそうです。