Vol.13 おわり、はじまり
ものごとには始まりと終わりが存在する。
さて終わりと聞いてみんなは何を想像するだろう?失敗、破壊、終焉...
終わりと聞いてネガティブな想像をすることは容易である。ただ、終わりとは単にネガティブ要素の詰め合わせなのだろうか?
そんなことはないと思う。終わりがあれば始まりもある。
「何かを選択するということは、何かを捨てるということである」
どっかの誰かが言っていたのを聞いたことがある気がする。つまり
「何かを始めるということは、何かを終わらせるということである」
とも言えるのではないだろうか。
駆け抜けた3ヶ月
コラムマガジン「今日も世界のどこかで」が始まったのは約3か月前。世界に大きな転換期が訪れ、人々は不安に駆られていた。
ただ何もせず時が過ぎるのを待つ。その選択もあった。ただ、このコラムに参加した7人は少なくとも、今自分には何ができるのだろうかということを模索した。
その結果として、この3か月間で約90本のコラムを紡いできた。誰に届くかわからない、でも自分たちの思いを紡いできた。今にして思うと、この3ヶ月という月日は疾風のごとく過ぎ去っていった。
変化をし続ける
森羅万象は変化し続けるものである。そしてぼくらもその変化に食らいついていく。過去を振り返ることも大事だが、未来を想像することはもっと大切である。
この3ヶ月という月日を経て、ぼくはさまざまな思いを巡らせた。行動を起こさなければこんなにも思うことはなかったのかもしれない。いろいろなことに挑戦したからこそ、より多くのことを思い、考えた。
おわりを迎えて
さて、このコラム本日で最後となるのだが、ぼくら7人にとってこの終わりは決してネガティブなものではない。勢いではじめたものをここまでみんなで作り上げてきた。ここからは個の力を存分に発揮していくことだろう。
ぼくに関して言うと、このコラムをスタートするまでnoteを書いたことすらなかった。それが13回、毎週自分で文章を紡ぐことができたのだ。できないと思っていたことを仲間とともに可能にした。
みんなにはたくさん背中を押してもらった。
自分の足で立って進む。これから長い人生において自分に必要なことに気づくことができた。
そしてはじまる
コラムが終わり、これからは自分でアクションを起こすフェーズがはじまる。ここからが本当のはじまりなのかもしれない。
何度失敗してもいい。失敗の延長線上に自分の求める何かが待っていると信じているから。
これからぼくら7人に新しいはじまりがやってくる。期待に胸を膨らませ、勇気をもってこれからもぼくらは行動を続ける。
Life is an adventure...
2020.7.9 こーだい