国酒を紐解け
はじめましての方ははじめまして。
そうでない方はこんにちは。こんばんは。
古代米ダブル、と申します。
主にTwitterで、日本酒の記事を適当に書き殴っている人です。Twitterでお会いした方にはこちらでもよろしくお願いいたします。
どんな人間か?と聞かれましても、ただ息を吸って息を吐いて生きているとしか言えませんね。当たり前にあるような仕事を終えてから帰ってきて、酒を楽しんで寝てまた出勤する……の繰り返しをしています。
ただ、そんな生活を繰り返すなかでも、密かに野心は抱いています。
世の中の真実を知りたい。
などという形而上学的な絵空事です。大悟徹底の域にある話です。
ただこれからの世の中、大事になってくる要素ではあるんですよね。グローバル化が進み、人種や言葉もボーダーレス化し、信じる宗教すら皆違うわけですしね。
混沌とした社会情勢のなか、我々はどう歩いていけばいいのかさえ分からなくなっています。正解を常に求め、間違いを糺そうとし、何にでも正しくあらねばと考える者も出てきています。ですが、正しい答えなどは何処にもなく、あるものは常に自分の信じるものだけなのです。
「人は自分の信じたいものだけを信じる」とはカエサルの言葉ではありますが、その“信じたい”ものが分からなくなっているから、人は社会に希望を持てなくなっている気がします。僕ですら歯車のひとつに過ぎないという自覚がありますし。
ですが、生きていく上で杖になる何かが無ければ人は生きていけません。たまたま僕にとってその杖にあたるものが「日本酒」というのはありますが、大抵の日本酒好きはそうでしょうね。
そろそろ閑話休題としましょうか。
貴方は今、日本酒好きであるからこのページを読んでいるのかもしれません。
日本酒とは国酒です。大平正芳元首相のころから歴代内閣総理大臣が揮毫した「國酒」の色紙(見出し画像は安倍晋三元首相の揮毫。明利酒類株式会社様より。一部編集)があります。僕はこの色紙を2回ほど、酒蔵さんや酒販店さんで見かけたことがあります。
そもそも日本酒がなぜ国酒なのか。そして国酒としての役目や重要性、その他諸々……これを考えないことに本当の自国の文化とは何かも語れませんし、世界も見えてきません。
ただ、ここでは結論だけは述べておきましょう。
酒とは、ヒトとカミを結びつけるものである。
と。
この結論に至るまでに、漫然と日本酒を飲んできたわけではありません。
美味過ぎる日本酒を飲んで、感動のあまり「神が見える……!」「そうか、宇宙の真理は……人とは……!」などと蒙昧なことを申し上げるのではありません。気持ちは分かりますが(^_^;)
国酒を紐解くことで、あらゆる答えが見えてきます。稲作を通じて生まれた文化や歴史、科学と、様々なかたちで日本酒は気付きを与えてくれます。
noteに書く記事につきましては、そうした諸々の歴史や文化について追いかけていくと同時に、地理、神話学、民俗学、(門外漢ではありますが)経済学、医学、生物学、化学、芸術、果てはサブカルや都市伝説じみた話に至るまで多角的な方面から標題について追っていく予定です。この多岐にわたる方面から様々なことを教えてくれるのが、日本酒に内在する“神”の正体だと信じてやみません。
勿論日本酒銘柄についても触れる記事が出るかもしれません。その入口として、日本酒初心者向けの記事も計画中です。
あくまで独自研究の域を出ない記事が中心になってくるかもしれませんが、日本酒について、文化について、世の中について考える一助として、僕の記事が役立って下されば幸いです。
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