画像1

シベリウス 『カレリア』組曲より 第3曲 行進曲風に

のまにまに DTM Orchestra
00:00 | 00:00
『カレリア』組曲Op.11より
第3曲 行進曲風に(アラ・マルチャ)
 劇の第5景、16世紀の場面の音楽。
 2つの主題からなる行進曲。

『カレリア 』(Karelia)はフ
ィンランドの作曲家
ジャン・シベリウスの管弦楽作品。
当初は劇音楽として作曲された。
その後、1曲の序曲と8曲の組曲とし、
組曲はさらに3曲に絞られ、
現在にいたる。
1892年にアイノ・ヤルネフェルトと
結婚したシベリウスは、
新婚旅行にカレリア地方を訪れた。
カレリアは、フィン人の発祥の地であった。
シベリウスはカレリア地方の民謡や伝説に、
作曲のインスピレーションを得た。
翌1893年、シベリウスはヘルシンキ大学の
ヴィープリ出身の学生の団体から、
その年の秋に行う野外歴史劇のための
音楽を依頼された。
この歴史劇は、
カレリア地方の13世紀から
19世紀までの歴史を7つの場面で、
描くものであった。
野外劇は1893年11月13日に
ヘルシンキで上演され、
音楽はシベリウス自身の指揮で演奏された。
発表後の評判は悪く、シベリウスはこれを
失敗作として廃棄した。しかし、
「たいそう優れたものだった」という評価もある。
この劇音楽のうち1曲を序曲として残し、
8曲を選びそれを組曲とした。
これらは劇の上演から6日後の
演奏会で演奏された。
組曲はさらに3曲に絞ることにした。

このため『カレリア』は
最終的に「序曲」op.10と
「組曲」op.11の2つの作品として
1906年にブライトコプフ・ウント・ヘルテル社から
出版され、今に残ることになった。
Wikipediaより

2017年09月 作成

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?