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歌劇『フィガロの結婚』より 序曲 K.492

のまにまに DTM Orchestra
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『フィガロの結婚』は、
フランスの劇作家ボーマルシェが
1778年に書いた風刺的な戯曲、
ならびに同戯曲をもとに
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが
1786年に作曲したオペラ
(Le Nozze di Figaro, K.492)である。

オペラのリブレット(台本)は、
ボーマルシェの戯曲に基づき、
イタリア人台本作家ロレンツォ・ダ・ポンテが
イタリア語で書いた。

ボーマルシェの戯曲
戯曲は喜劇『セビリアの理髪師』
(第1部 1775年 / パイジエッロ(1782年)、
 ロッシーニ(1816年)がオペラ化した)、
 正劇『罪ある母(英語版)』
(第3部 1792年 / ミヨー(1964年)がオペラ化)と
ともに「フィガロ三部作」と呼ばれている。
『フィガロの結婚』は前作『セビリアの理髪師』の
好評を受けての続編で、
正式な題名は『狂おしき一日、あるいはフィガロの結婚』
(La Folle journée, ou le Mariage de Figaro)。
この戯曲は1784年にパリで初演され、
前作以上の評判を得た。

封建貴族に仕える家臣
フィガロの結婚式をめぐる事件を通じて、
貴族を痛烈に批判しており、
たびたび上演禁止に遭った。
特にルイ16世は
 「これの上演を許すくらいなら、
  バスティーユ監獄を破壊する方が先だ」と
激昂したという。

モーツァルトのオペラ
オペラはウィーンのブルク劇場で
1786年5月1日、
モーツァルトが30歳の時に初演された。
ある程度の好評を得たが、
原作の貴族批判はおおむね
薄められているとはいえ危険視する向きもあり、
早々にマルティン・イ・ソレールの
『椿事』(Una cosa rara)に
差しかえられてしまった。
Wikipediaより

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