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『たなばた』 The Seventh Night of July / 酒井 格

のまにまに Wind Ensemble
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1988作曲
The Seventh Night of July(たなばた)
『たなばた』と呼ばれることが大多数であるが、
作曲者自身の説明では、
JASRACに届け出ている正式タイトルは
『The Seventh Night of July』である。


『たなばた』
1987年から88年にかけて書いた、
私にとって初めての本格的な
吹奏楽のための作品。

当時、高校の吹奏楽部に所属していた私が
親しんだ数多くの作品に影響を受けています。

七夕は、天の川によって離ればなれに
されてしまった若い男女、
彦星と織姫が、
年に一度7月7日の夜だけ逢う事を
許されると言う伝説ですが、
この作品の中間部では
その二人が再会する場面
(Alto Saxophoneが織姫、
  Euphoniumが彦星)を描いています。
私が生まれ育った枚方市は、
七夕伝説との関わりが深く、
星ヶ丘や星田、天の川、逢合橋(あいあいばし)や、
かささぎ橋など、この伝説にちなんだ
数多くの地名やスポットがあることも、
この伝説を題材に作品を書いた事に
大きく影響しているでしょう。
(酒井格、プログラムノートより)


=酒井 格=
(さかい いたる、
  1970年〈昭和45年〉3月24日 - )は、
日本の作曲家・編曲家。
第81回選抜高等学校野球大会以降、
入場行進曲の編曲を担当している。

大阪府枚方市出身。
5歳よりピアノを始め、
6歳でピアノ曲を作曲。
大阪府立香里丘高等学校では
吹奏楽部に所属。
香里丘高校3年生の時に作曲の
『The Seventh Night of July』が、
大阪音楽大学在学中に
オランダのデ・ハスケ社から出版され、
作曲家として広く知られるようになった。
1996年(平成8年)大阪音楽大学大学院修了。

プロの吹奏楽団から、
アマチュアバンドまで数多くの委嘱を
受け新作を発表。
選抜高等学校野球大会では
2009年の第81回大会以降、
入場行進曲の編曲も行う。

第92回選抜高等学校野球大会では、
編曲したパプリカ(米津玄師作詞・作曲)が
使われる予定だったが、
大会そのものが新型コロナウイルス感染症の
流行により中止となった。
なお、曲を収録したオリジナルCDと楽譜は、
購入希望の声が多く寄せられ、販売された。

21世紀の吹奏楽“響宴”会員。
Wikipediaより


吹奏楽コンクールの時期なのか?
吹奏楽課題曲のDTMを
作って火がついてしまったのか?
ちょっと慣らしで作ってみようか?
高校生の時作曲したと言う曲だし
まあとりあえず・・・
と思って前半だけ聴いて作り始めた曲!

「ナメてました・・・」^^;

いやぁ~結構大変でした・・・ m(_ _)m

作者の吹奏楽の体験による
影響から親しみのある感じが
伝わって来ます!
少人数や、アンサンブルで
演奏したい!という気持ち
何となく分かります!
楽しい曲ではありますが
結構難しい曲でありますね!


作品コード
027-8074-7
SEVENTH NIGHT OF JULY THE
TANABATA
たなばた
酒井格
東京佼成ウインドオーケストラ

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