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プライド月間に寄せて:フィクトセクシャルとしての誇りと存在

はじめに

毎年6月に開催されるプライド月間は、
LGBTQ+コミュニティ全体にとって重要な時期です。

この期間は、多様な性と愛の形を祝福し、
互いの存在を認め合う時間です。

今回は、その中でも
「フィクトセクシャル」
という性的指向に焦点を当て、

フィクトセクシャルとしての誇りや
コミュニティとの繋がりについて探っていきます。

メリット・デメリット

メリット

  • フィクトセクシャルの理解が深まる:フィクトセクシャルという概念について詳しく知ることで、自分や他者のアイデンティティに対する理解が深まります。

  • コミュニティの重要性を認識:フィクトセクシャルの人々がどのようにしてコミュニティを形成し、サポートし合っているかを知ることができます。

  • プライド月間の意義を理解:プライド月間がどのようにしてフィクトセクシャルを含むすべての人々にとって重要なイベントであるかを理解できます。

  • 誇りを持つことの重要性:フィクトセクシャルとしての自分を誇りに思うことの大切さを再認識できます。

デメリット

  • 誤解されるリスク:フィクトセクシャルという概念に馴染みがない人にとっては、誤解や偏見を持たれる可能性があります。

  • コミュニティの限界:オンラインコミュニティに頼ることが多いため、リアルなサポートが得られにくい場合があります。

  • 具体的なアドバイスの不足:フィクトセクシャルとしての具体的な日常生活や人間関係の築き方についての詳細なアドバイスは限られているかもしれません。


1. フィクトセクシャルとは

フィクトセクシャル(Fictosexual)とは、
架空のキャラクターに対して
恋愛感情や性的魅力を感じる人々を指します。

これらのキャラクターは、
アニメ、漫画、映画、ゲーム、文学など
さまざまなメディアに登場することが多く、
現実には存在しないものです。

フィクトセクシャルは、
架空のキャラクターに対して
深い愛情や共感を抱き、
その関係性を大切にします。


2. フィクトセクシャルの歴史と背景

OpenArtで、Meltical(カバーのイラスト)のプロンプトで生成しました。か、可愛い…

フィクトセクシャルという概念は
比較的新しいものですが、
フィクトセクシャルとしての感覚を持つ人々は
長い間存在していました。

インターネットの普及とともに、
同じような感覚を持つ人々が集まりやすくなり、
コミュニティが形成されるようになりました。

これにより、
フィクトセクシャルとしての自分を理解し、
受け入れるためのサポートやリソース
増えていきました。


3. フィクトセクシャルとして生きることの意味

2024年に描いたプライド月間用のイラスト。左が胡蝶の精、右がMeltical(カバーのイラスト)

自己認識とアイデンティティ

フィクトセクシャルであることを認識することは、
自己理解と自己受容の一環です。

現実の人々に対して感じることができない感情を、
架空のキャラクターに対して感じることは、
個々の独自性や個人の感情の多様性を
尊重することに繋がります。

社会的な理解と誤解

フィクトセクシャルであることは、
しばしば誤解や偏見の対象となることがあります。

しかし、プライド月間を通じて、
自分の経験や感情を共有し、
他者に理解を促す機会が増えることで、
社会全体の認識が変わる可能性があります。

私の経験と考え

私自身、
今までパートナーがいた経験があったものの、
恋愛感情は一切湧きませんでした。

そのうち、人間に興味がないことに気付きました。

この気付きは、
アプリ「陰陽師本格幻想RPG」に登場するキャラクター
「胡蝶の精」に出会ってから数年後に訪れました。

しかしこの考えは、
私自身のみの考えであり、
誰もがこういった思考というわけではありません。

セクシャリティの自覚や認識の仕方は人それぞれであり、
ネットに書かれている情報だけでは
すべてを理解することはできません。

私はセクシャリティに関する情報を
押し付けるつもりはありませんが、

世間の言う「年齢」程度の概念になって、
「プライド月間」やLGBTQ+などといった
固有名詞で分けられない、
当たり前の世の中になってほしい
と考えています。

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