武蔵野大学 EMC SUMMITに参加して
昨日の午後は、EMC SUMMITへ。
EMCとは、武蔵野大学アントレプレナーシップ学部のことです。
ここから荒井健くんをインターンで受け入れたご縁もあって、現地参加してきました。
学部長である伊藤 羊一さんの熱いオープニングトークから始まり、大人たちが本気で世の中を変えに行くんだと立ち上がった気持ちがビンビンと伝わりつつも、時々見せる羊一さんのカオス感への漏れる学生の笑い声で、「この場は信頼関係が成り立つ、場所なんだ」と親目線で、子供の成長を預けられる安心感も感じました。
「アントレプレナーシップの覚醒」
セッション1は、エール株式会社代表の篠田真貴子さん、なごのキャンパスでも有名な株式会社LEO代表の粟生万琴さん、そしてミガキイチゴ(今、ローソンでいちご商品🍓独占中のイチビコ)の株式会社GRA代表の岩佐大輝さんという、なんとも豪華な3名のトークセッションからスタート。
そもそも、この学部は教員が豪華で私が入って学びたいくらいです。
それぞれの経験から、どんなふうに学生たちと接しているか、どうやってプロジェクトという授業を進めているか、そして何より「教えている」ではなく、「学び合う」という姿勢で学生と本気で向き合う大人がそばにいるという大切さ、そして表面的なポジショントークではないからこその熱量を全力で生徒にぶつけていることが分かる、そうやって、本気から「アントレプレナーシップが覚醒していく」、説明がなくとも伝わるセッションでした。
アーカイブでみることができます!
夢を笑うな!夢を語れ!
私たちが長く受けてきた教育では、「正しい正解を答える」ことが優先されており、先生の質問は全て「正しい答えを回答するため」に手を挙げて発言する授業でした。
私たちは積極的に「発言すること」をだんだんできなくなり、「間違いをも臆することなく発言できる子」のみが手を挙げる、そんな構造もよくみられたのではないでしょうか。
しかし一方で私はよく質問をする子供でした。だから、学校では授業を止める「面倒くさい子」でもありました。
小学校5年生の時には、「なぜこの歌をクラスの歌とするのか」と年配の担任に質問をしてなぜかキレられ、その理不尽さにやり合い、しまいには生意気だと机ごと蹴り飛ばされたこともありますし、「文句があるなら次のテストで100点を取れ。それができるなら今すぐクラスから出ていけ」と言われて、本当に出て行ったこともあります。(100点は取ったけど、勝手についてきた子が70点で、なぜか連帯責任だと放課後呼び出されて追試を受けました)
少し長くなりましたが、個性を持ってたり、いつも疑問を持ち「問い」を立てる子は、「厄介者の面倒くさい生徒」として取り扱われた昭和の時代の子としては、「安心して夢を語れる場の持つ強さ」が羨ましくも、素晴らしいことに、心が洗われる気持ちでした。
考えながら行動する
とにかく話を聞いて語る、考える、やってみる、アントレプレナーシップ学部の生徒と教員は常に距離が近く対話ができるようになっています。
プレゼンピッチをする生徒からも、それにコメントを出す教員の方からもプロジェクトの想いに対する「愛」が溢れていました。
それは「やってみる」をとことん推奨することによる、「言葉にして行動を起こす尊さ」を皆が体験して、経験しているからだと思います。
すべてを繰り返すことで、それぞれの力がついていく。どこから学びを始めたとしても、繰り返すことでそれぞれの力がついていく、確かにこれは大事なことで、この行動を繰り返せる場作りは子供の頃から大人になるまでどこにいてもあるべきなのだと実感しました。
日本がこれから大きく変わらなければいけないのは、生きていく「場」の全て。全てにおいて、「斜に構えて生きる」ことよりも「熱意をもって生きる」方が、楽しくて健全、そんな世界にしなきゃいけないなと強く思いました。
勇気と感動が詰まった報告に涙
一般の方でも「あの夏を取り戻せ2020-2023」と言う、コロナで甲子園に行けなかった世代の一大プロジェクトを聞いたことがある方もいるのではないでしょうか。
この旗を立てた🚩のも、EMCの生徒である大武さんです。
かれのプロジェクト報告もありました。
彼の話で印象的だったのは、「1人ではできなかった。でも仲間がいたから達成できた。自分はただ、旗を上げただけ」
いつも何を始める人は、助けられているという謙虚な心を持ち続けることで大成する。まさにその心に動かされた人たちで、あの感動的な甲子園大会が生まれたのですね。
素晴らしい発表に最初から涙腺崩壊してました。
泥臭く動くことの大切さ
自分で問いを立てる力がある人は起業してしまうので、ここの学生さんもすでに起業されている方も多かったです。
しかし組織に属することも悪くないとぜひ就職することも選択肢においてもらえたらなと思って、経営者としては努力していくのみです。
組織の中にいても、そのスキルが高い人というのは、企業の事業を一緒に作り、企業を武器にやりたいことを実現していくこともできるので、ジョイゾーはそうやって自己実現の場として選ばれる企業にしたいと思っています。
ちょうど私たちジョイゾーも寝食を共にする「マネージャー合宿」で熱量を合わせることして、「スマートになるな、泥臭く行け」を合言葉にしたばかり。
「課題設定をして仮説を立て、素早く行動に移し検証をする」という行動ができる人と一緒に経営理念などのマインド共有をしっかりして、「熱量高く生きる仲間」になる。
EMCの学生さんならば、泥臭く行動していく大切さを、学生時代にたくさん経験させてくれる大人がメンター的に沢山ついているので、きっと多方面から「世の中を変える」力となっていくんだろうなと思いました。
私も自分のフィールドから、「世界を変える仲間となってより良い社会を目指す」を口に出して、言霊にして行動していきます!
魂を震わせる、魂が震える
EMC SUMMITでは、熱狂することの大切さを、会場いっぱいの大人たちは学生から学んであろうとおもいます。
土曜日の午後、ミッドタウン日比谷6FのBASE Qは、「魂を震わせて伝えることの強さ」を実践する純粋な学生と、「魂を震わされて涙する」純粋な大人たちが溢れる、心地よい空間でした。
Voicyでも話したのでよければ聴いてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?