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保護者と教員のゆるーくつながるお話会オンラインvol.2 ~学習指導要領を一緒に読んでみよう!~


2020年8月20日、「保護者と教員のゆるーくつながるお話会オンラインvol.2」がKochi Startup BASE®️にて開催されました。
今回のテーマは『学習指導要領を一緒に読んでみよう!』


全国のどの地域で教育を受けても、一定の水準の教育を受けられるようにするため、文部科学省では、学校教育法等に基づき、各学校で教育課程(カリキュラム)を編成する際の基準を定めています。これを「学習指導要領」といいます。
コロナ禍で急激に変化を求められる教育の現場。
そんな中、今年から「学習指導要領」も新しくなり、学校の先生から説明を受けた保護者の方もいらっしゃるのではないのでしょうか?

今回は現場で働く教員とともに、実際に学習指導要領について考える回となりました。

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コーディネーター
野崎 浩平(のざたん)さん

たぶん理科教師。
2019年度の経済産業省「未来の教室」実証事業「HeroMakers」二期生。
ゆるふわ教育コミュニティーTosa Educator's Guildの共同創設者。
元々は大手教育企業で実験教室を運営したりコーディネートしていたが、脱サラして高知へ移住し、教師をしている。実験教室時代から「子どもと対話する学び」に取り組んできた。
「生徒も私も一緒に考えて学ぶ。そうするうちに、彼らが自然と学び始める」をモットーに教育活動を展開中。https://note.com/nozkoh



チェックイン

今回は、様々な年代の子供を持つ保護者、大学の講師、スタッフ含め6名の参加。
チェックインは1人ずつ順番に『名前』『参加の動機』『今日の気分』を発表して行きました。『今日の気分』に関しては、少し趣向を変えて「今の調子を10段階で表してみましょう。その理由は?」というものに。それぞれの答えに笑いが出るなど、アットホームな雰囲気で始まりました。

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学習指導要領のお話

まず今回のテーマである『新しく改訂された学習指導要領』について、コーディネーターである野崎さんからお話がありました。画面を共有して実際の総則を見ながら、わかりやすい説明が行われる中、『zoom』の機能・チャットを用いて、参加者は質問や感想が入力。野崎さんのお話を聞きながらも、話は展開し、活発な意見交換が行われました。

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悩みや疑問のシェア

野崎さんのお話の後は、参加者それぞれが発言し、悩みや疑問を共有していきました。
子どもの保護者会や学校説明会など、実際に現場で見聞きしたことに対しての違和感や、こういうところは良かったと感じたことなど、一人一人が体験した内容をお互いに出し合いました。そこには地域での違いもあるようで、驚きや発見も。

また、今回のようにオンライン上でつながり、情報交換ができる環境は、コロナ禍という状況故に広がりやすくなっており、同じ思いを持った多くの大人たちが、つながりを求めていることが伝わってきました。

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チェックアウト

その後の感想では、様々な年代の子どもをもつ保護者や大学の講師など、実際の学校現場での学校側の対応や、世界的な学校教育の在り方など、様々な視点での発言が聞かれました。
また、まだ子どもが小さい保護者からは「これから必要である情報について知れてよかったです」という言葉や、子どもがいない参加者にとっても、「地域のいろんな人に聞いてもらいたい」との感想がありました。


統括

一見わかりにくい学習指導要領も、ポイントを押さえることで教員以外にも、保護者や教育に携わる大人たちが、それがどういうことなのかと理解するきっかけとなります。これからの未来を担う子どもたちの環境を整えるためにも、改めて地域や教育に携わる様々な立場の大人たちが、自分たちのできることを考える必要性を感じられた回となりました。


(レポート:公文 順子 )


問い合わせ
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Mail: ksb@htus.jp
Webサイト:http://startup-base.jp/


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