オーネットコールマン

オーネットコールマンを聴くようになったのは、「スイングジャーナル」誌でジャズディスク大賞での評価が高かったからだと思います。特に「At  the Golden Circle」をよく聴いていました。私はこのアルバムの一曲目が好きで何度も一曲目だけを聴き、二曲目になると、また一曲目に戻すことをしてました。ただ、二曲目の最初の部分はどうしても聴いてしまうので、最初だけはよく聞き覚えのあるものでした。

この二曲目のEuropean Echoesという曲を特に印象付けたのは、山下洋輔さんのラジオ番組です。

その時の解説は、最小限の音しか使わ
ないで表す芸術というものでした。

勿論、ＡＭの民放番組でしたので、いつも長い曲の全ては聴けませんでした。曲がフェードアウトして、コマーシャルが流れます。

その時に、二曲目を真面目に聴いてみようとなり、このアルバムを最後まで聴くようになりました。

その後、オ―ネットコールマンが何をしたいのかということが少し分かるようになり、このアルバム以外のものも聴くようになりました。