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「Cheek to Cheek」というJazzの名曲の味わいを変えて

近年、レディ・ガガが、ジャズ界の大御所であるトニ―・ベネットと一緒にジャズを披露しており話題となっています。ガガがとてもお上手で失礼ながら少しびっくりしており。色々な曲を歌っておりますが、私は、この曲が特に好きです。この曲でいつも聴いているのは、Jane Monheitのアップテンポのものです。とても素敵です。しかし、今回のガガののものも、最初にスローテンポで入るもので、とても味わいが違い新鮮に聴こえ刺激的です。 トニ―・ベネットも魅力的です。二人の掛け合いには痺れます。吉田拓郎と中島みゆきの掛け合いも違った意味で感動的でしたが、この掛け合いもグ―です。チークダンスというのは、オジサン達の世代では少し懐かしいいいものがあります。勿論、アメリカの高校生にもすっぱい思い出があるのではと思います。当時、ゴ―ゴ―ダンスの間、または、最後のダンス曲には、必ずチークタイムがあり、そのcheek to cheekを誰とするかということを虎視眈々と狙っておりました。終わり良ければ総て好しとは本当にこのことと思います。実はこの曲「ジャズで学ぶ英語の発音」中西・中川共著で英語の勉強にも使っておりました。何故、歌詞がtalkでなく、speakなのか。talkは、楽しい会話であるけれども、ドキドキで言葉を発することが出来ないcan not hardlyのでspeakを使っているとか、同じ「周り」という言葉で、aboutを使わず、aroundを使うのは、恋心で彷徨っておりグルグル感を出している。heaven に冠詞がないのは、天国のイメージが固定してしまうので、好き勝手に想い浮かべるイメージのためとか、I want my arms about you.とあるが歌い手さんによっては、わざと単数形にして歌うこともあるそうです。そのような微妙な感覚をこの本で学びました。このように、色々と想いを馳せることが出来る大好きな曲です。それをおガガ様が歌ってくれて嬉しいです。

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