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従来の形から脱却する日

“羽の無い扇風機”
と言うキャッチコピーで話題になったDysonの扇風機。スリムなボディに危険性の少ない構造、と今までの扇風機の悪い点を克服した上に、近頃はヒーターにもなるそうで。

残念ながら、当方の家にはドウシシャのスリムな扇風機が……。

本体もバックも白いので見にくいですが。
ウチの扇風機です。当方は満足してます。

こういう形だと、冬場に仕舞っておくのにも丸型よりも便利。


で、似た様な過程のドライヤーを見付けました。
そう言えば、ドライヤーも同じ様な形ばかりで、地味にあの形も洗面台にちょっと置く時とか、面積をとって置きにくかったりするんですよね。


cado(カドー)が2022年10月25日に新発売した、スティック型ヘアドライヤーbaton(バトン)BD-S1
2023年に入って、1月11日にファッションデザイナーの藤原ヒロシ氏が主宰するフラグメント(fragment design)とコラボしたBLACK BATONが4万9500円で発売。
通常版は色がシルバーとホワイトの二色からで、
2万7200円。(下画像を参照の事。)

ドライヤーとしては、かなり高価かも。

画像向かって左がシルバー、右がホワイト。
シルバーの左上のカールブラシも付属する。
カールブラシはマグネット式で取り外しが簡単らしい。

リレー競技用のバトンと同じ形状でサイズもほぼ同じとの事で(多分)この名前。
重量も約298㌘と軽いのも良い点。

ついでに、当方の今でも使っているドライヤーと比較してみましょう。
有名家電量販店で安い上に、一番風量が多い機種だったので決めたドライヤーです。

当方の現在、使っているドライヤー、悪くない。
断じて、悪くは無いんですよ?

当方のドライヤーのスペックは、
メーカー:KOIZUMI 
サイズ:約237(W)×88(D)×224(H)mm
質量:約540㌘ (電源コード除く)
コードの長さ:約1.7m
消費電力:1200W
風量:1.9㎥/分
2017年10月発売 
現在、KOIZUMIでは生産終了になっていました。

ウリは大風量とマイナスイオンが二ヶ所出ます。
あと、低温強風が出るので夏場とか、もう少しだけ乾かしたい時には重宝しています。
約五年前ですが、まだまだ現役ですよー。

改めて、件のbatonのスペックは、
メーカー:cado
サイズ:⻑さ約277mm、直径約38.5mm
質量:298㌘ (電源コード、カールブラシを除く)
コードの長さ:約1.7m
消費電力:800W
風量:2.0㎥/分
2022年10月発売
収納用ケースとカールブラシが付属。
マイナスイオンも出ます。

流石は高級品……コードの長さ以外で全敗しとる。
風量すら負けているという悲しさ。
当方がドライヤーを買った頃からマイナスイオンは標準装備ですかね。
まぁ、時代の経過も有りますよね?


当方が注目したいのは、形状。
他の記事でも書かれていますが、当方の注目した理由は従来のハンマー型、つまり多くの形と同様の当方のドライヤー型ですが、大抵は持ち手が
中央後ろ寄り。
で、背後の髪を乾かしている時に、髪が熱くなったりしませんか?

当方が下手なのかは傍に置いとくとして、腕の長さには限界が有る上、かと言ってせっかく風量が多いドライヤーなのに離すのも勿体無い。
それに、早く乾かしたいから連続使用もすると、腕が……。
重心が悪いのは他の方も同意出来るかな、と。

その全てがスティック型なら解決する!かも。

後もう一つ。

batonの後端部分、コードと本体の繋ぎ目。

当方、今のドライヤーの前の機種ですが、コードが捩れて当に上画像の部分が断線したんです。
batonは360°コードの付け根が回転する、ノンツイスト構造という断線し難い構造を採用しているのだとか。
この部分が対策されているのは嬉しい筈。


因みにドライヤーの形状は驚く程、変わってない。当方もちょっとビビったくらいです。
当方が見付けられた最古の一般販売されたらしきハンドドライヤーはスイス🇨🇭のSolis(ソリス)が1940年に発売したType102っぽい。
素材は木製グリップとベークライト。
で、そのお姿は、

ちょっと、画像が粗くて小さいですが、ご了承下さい。

コレは紛れも無くドライヤー。
今でも〝レトロ〟って言ってしまえば通じそうな外観、の様な気もする。

日本では、1937年(昭和12年)に松下電器(現:パナソニック)がアタッチメントプラグ式ホームドライヤー「#3930」を発売したのが最初。

ソリスのとめっちゃ似てる。
モーターは電気バリカンに使われていた
整流子モーターを流用。


初期から変わらない家電って、実はけっこう多いですよね。

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