優しさで溢れるように


皆さんどうも、こう茶です。
久しぶりのnote更新(こっそり前の記事は今書き直しております)、一体何があったのかと言いますと、感謝を伝えたい出来事があったのでなんとなくnoteにしてみようかなと。
何をいきなりJ-POPの歌詞みたいな事言い出してるんだって話なんですが、今の僕はそれを歌にしてしまう人の気持ちがよーーーーーーーく分かります。
だって感謝したくなっちゃうんだもん。

ありがとう〜って伝えたくて〜

まさにそんな気持ち。
というわけで、今からダラダラと思っていることを綴っていこうかなと思います。
前回と違ってバリバリ口語調で書いていきます。

何からお話しようかなと迷っているんですけども、この記事を読んでいる方は知っていると思うのですが、私ラグビーが好きでして。
というかラグビー選手が好き。みんなカッコいいし可愛いし美味しそうなの。
よし、じゃあまず何故ラグビーにハマったのかについてお話ししましょう。




いや、なんか違うな。
どんな順番で話せばいいんだ!?
まぁあっちこっち話が飛んじゃう気がするけど気にしないで読んでください。
ラグビーにハマる経緯に繋げるために、最初は僕の生い立ちのお話をしようと思います。



なんとなくというか思いっきり主張しているのでお気付きの方は多いのかなと思っておるのですが、わたくし俗に言う性的少数者(セクシャルマイノリティ)なんですね。
なんじゃそりゃ?という方はGoogle先生に聞いてください。
今流行り言葉(流行り?)のLGBTQあーだこーだというやつですわ。
その中でも、Q(クィア)のノンバイナリーと呼ばれる部類なんだろうと自認してまして、実は自分の性別がよく分かっておりません。
生物学上はもちろん雄♂なんですけど、じゃあ性自認はどうかって問われると、男性か?って言われると(ん〜?)って思うし、女性?って言われても(いや、、)みたいな。
でも多分女性寄りではあるんだろうな、という実感。
昔からなぜわたしの体にはおチソチソがついてるんかな〜これいらんけど。と思っておりました。
かと言って、女性の体になりたいかって言われたら別にそういうわけではないので、マジで謎。
そして恋愛対象は男性です。これは生まれた時からで、女性に対して特別な感情を持ったことは一度もありません。
ベタですが、初恋は幼稚園の先生です。河童と呼ばれていた人でした。
(今思うと私の初恋、妖怪だったんだ、、、、、。)


まぁ河童の話はマジでどうでもいいんですけど、私のセクシャリティは先天性の物なので小さい頃から他の人となんか違うわけです。
まだ童(わらべ)の時代なのでね、違うことはあんまり実感してなかったんですけど、確か小学校あがる時ぐらいには自分は他の人と明確にちげぇなコレと思ってました。
だけどまだそれがどういう意味か分かってませんので、自分の中の「普通」で過ごすじゃないですか。
そしたらまーーーーーーー変だって言われる言われる。
一番多かったセリフは「男の子なのに変なの〜」でした。もう親の名前より聞いたかもしれん。
そこで、あ〜〜世の中の仕組み〜〜〜〜〜〜〜そういうことね〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜理解〜〜〜となり、そこからはなんとかそれを隠さなければいけない!と進路変更ですよ。
ホントはセーラームーンが好きだけどスーパー戦隊とウルトラマンが好きって言って、教室で女の子とお絵描きがしたいけどドッヂボールして。
親が言うから少林寺と野球もやって。
やっていけばある程度楽しくはなってくるんですけどね、子供ながら「男の社会」ってこうなのね、おっけーおっけー。みたいな感じでした。
誰々ちゃんが好きとか話ついていけねーんだが?とりあえず仲良いあの子の事好きって言っとけばいいんか!?とその場に合わせて嘘つきまくり。
子供なのに嘘ついて生きていかなきゃいけないって、今だから笑っちゃうけど心すり減るんだわ。
だから時々漏れ出ちゃうわけです。隠していた乙女が。(トゥインクル)
それが強く漏れ出ていたのが中学時代かな。
そうするとですね、何が起こるかといいますと、皆さん思春期に入りますので、イジメが始まるんですね〜。
思春期男子達の中に「オカマ野郎」がいるわけですから、まーーーー笑いものですよ。
オカマってセリフも何回聞いたか分からん。そんなにこの言葉人生で言う?ってくらいあの時代の同級生達言ってたよ。
それを言われてからかわれてるだけならね、まぁそれも全然良くはないんですけど、それぐらいならなんとかみたいなところはあるんですけどね、どうしてもエスカレートしていくわけです。
人前で何度も服を脱がされたり、水浸しになってるトイレにぶん投げられたり。ドラマみたいな事ってホントにあるんだね?そうあるんです〜。
オカマが男子トイレ使うなよって言われたので、誰も使ってない離れてる校舎のトイレ使ってました。

とてもしんど〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜い。

あまりにも辛かったので学校に行けなくなりまして、多分1年間ぐらいはそうだったかな。
その後なんとか学校に行けるようになってもしばらくは保健室登校というやつです。
そこでのリハビリと、あと同級生達も飽きたんでしょう、なんとか収まってくれたのでそこからは普通に登校して卒業までこぎつけました。
勉強は好きな方ではないのですが、塾だけは行かせてもらっていたのである程度頑張って高校も合格しまして。
高校時代はその地獄みたいな経験を踏まえて、とにかく自分を押し殺し「明るく振る舞う何故かちょっと女友達が多い奴」を演じて乗り切りました。
多分そこでも乙女が漏れ出てたけど、そういう時は哀れなピエロになりきり、自虐ネタをやり乗り切っていた覚えがあります。

そのまま高校を卒業し、専門学校に進んだのですが、そこで初めて男性とお付き合いする経験をしました。
そのお話は「ハルのいろり話」にレターのネタとして投稿したので、話すと長くなるので詳しくはそっちを聞いていただきたい。(何回かは忘れましたけど確か堀江さんがゲストで大人キュンエピソード回みたいなのだったはず)
とりあえず、初めてのちゃんとした大恋愛です。学生時代は叶うことのない片思いしかしていませんので、今でもその経験は鮮明に覚えています。

そこから社会人になり自分で色々と行動できるようになったので、同じセクシャルマイノリティの方との交流をするようになりました。
わたくし趣味で硬式テニスをやっているのですが、同じセクシャリティのテニスが好きな友達が見つかって、サークルまであるのを教えてもらったのでそこに参加させてもらいました。
そこでも初めての経験なのですが、もちろん会う人が全員ゲイなんですね。
いやーーーーこんなに気が楽なコミュニティがあるんかと思うくらい楽。
やっとホントの自分を出せる場所が見つかりました。だって好きな男の話で当たり前に盛り上がれるんです。うひょーたのしー!!!!!!
そこに心の拠り所を見つけたので、「普通」じゃなくても人生って楽しめるんだなというのを少しずつ知りました。



それなりに人生の楽しみ方を覚えていき、20代も後半になった時ある男性と知り合いました。
その人とお付き合いする事になるんですが、まーーーーーーーーーーその人がヤバい人だった。
簡単に言うと嘘しか言わない。しかもヤバいレベルの。
ちょっと濁しますけど、赤ランプの白黒カーにお世話になりかけるくらいヤバい事してました。笑
わたくしめちゃくちゃ世話焼きで、死ぬほどダメ男好きなんです。
すぐ相手になんかしてあげたくなっちゃうので、その人にもお願いされたらなんでもしてあげてたんです。
そしたらね!!

なんと!!!

わたくし!!!

気付いたら500万くらい騙し取られましたーー!!!!!!!!!!!

Foooo!!!!!!!!!!!!!!!!(死)


今考えるとあんなくだらない嘘に騙される自分が悪いんですけどね、家族が〜とか仕事で〜とか生活費が〜って言われてお金を渡したり車買ったりいろんな保証人になったり。
いやーマジで馬鹿。ホントあたしって馬鹿。
なんでそんな事したんだろう。
ひたすらツラい思いしてたのに、それでも相手に尽くしてボロボロになって、、、まさに愚かなり。
ちなみにその人との別れは、突然相手がいなくなりました。
用済みになったら忍者かよってくらい素早く消えるってあんた時代が時代だったら有名になってたよ。
でもいなくなった時ホッとしたんです。あぁやっとこの地獄から解放されるんだーって。
死ぬほど泣きました。多分人生で一番泣いたかも。イジメられていた時より辛かった。
あれだけやって手元に残ったのは大量の支払いだけ。
それでも生きていかなきゃいけないので、そこから数年は仲間との時間もなんか楽しめないまま、ゾンビみたいにギリギリ生きてました。


そんな時にね、あるスポーツが世間で盛り上がってたんです。
皆様ご存じそう、ラグビーです。

はいやっときたよ!ラグビーの話きたよ!!
こっから盛り上がってくよ!!!

2019年、ラグビーWCが日本で開催され大盛り上がりを見せてましたけども、実はその時の熱量は、えーすごいねー。姫野くんと松田くん可愛すぎ無理じゃん〜。ぐらいでした。

なんとなく興味があるくらい。選手の体に。

そこからはノーサイドゲームだのトップリーグだのでラグビーの存在を知っていき、ちょっと見てみようかな〜。選手の体を。
という思いからラグビー界に足を踏み入れ、、、、


というタイミングでコロナさん!!!!!!!



謎のお病気さんが猛威を奮い始めたじゃないですか。
しかもなんかラグビー界自体に問題も起きてたじゃん?
え?だいじょぶそ?状態

なんか出鼻くじかれたんだがーーーーーーーーーーーーー

なのでおとなしくステイホームしましたよ。
くそぅラグビー(選手の体)観に行けないのか〜と残念がっていたの

で 

す 




待てよ、ラグビー選手の体ならSNS探れば見れるのでは!?という事に気付いたジーニアスこう茶。

ぐへへ、そこからはひきこもり時代から鍛えられたインターネットの大海を泳ぐ能力を活かしてあらゆるSNSを巡回し始めるわたし。

そしたら出るわ出るわ。
可愛いデブ達。

いや、別に僕はデブが好きってわけじゃないんですよ?ただ可愛いなと思う人に体が大きい人が多いというだけで?ちゃんとね、フランカーの人の体つきも好きだし?ロックの人の体つきも好きだし?バックスの体つきも好きだし?とりあえず脱いでる男は大体好きだし?ジュルリ


とまぁよだれをダラッダラ垂らしながら可愛いラグビー選手漁りをしていた時に、出会ってしまったんです。
彼、に。

彼について語り始めるとそれはもう死ぬほど脱線してしまうので、その辺は「きーるのぼやき 齊藤剣、佐藤大樹」回を聞いてください。そこに全てが詰まってます。
なんなら次回の6/14(火)21:00〜齊藤剣回を聞いたらもっと分かるかも。皆様是非リアルタイムで聞きましょう。

そこからラグビーの世界にどハマりしてしまったんですね。(やっと辿り着いた)

まだ私がラグビー1年生の時は、友人と2人で観に行ってました。
それか、1人でのぼっち観戦。
一緒に行っていた人も特別ラグビーが好きというわけではないので、盛り上がるという感じではなかったです。
そのまま最後のトップリーグが終わり、新しくリーグワンが始まったのが僕のラグビー2年生の始まり。
相変わらずおコロナさんが元気でいらしたせいで、観戦に行く予定の試合が合計5つも中止になったのはまーーーじで萎えました。
さすがにつっら、、、と思っていたのですが、なんとかアークスの試合が愛知で開催されるので観に行ける事に。
昨シーズンは生でアークスの試合を観たことがなかったので、初めて観れる喜びを噛み締めながらチケットを取ったわたし。

これが今の僕の全ての始まりだと思ってるんですけど、ホントに偶然、示し合わせたりしてないのに僕が取った席の隣がニコルさんとハムカツWOMANだったんです。
その時思わず「こんなことある…?」って口に出ちゃうぐらいビックリして、席についたのを覚えています。
そこで一緒に観戦して、初めて同じ温度以上でアークスを応援できる人と一緒にいられる喜びを知って、僕の中の「ラグビー」が変わっていきました。
その後も、僕が行ける試合は一緒に会場に行ったりして楽しんでいた中、あるモノがスタートします。


「きーるのぼやき」


が始まったんですね。

未だに覚えてるのですが、確かその時ちょうどハムちゃんとお話していて、急にスタンドFMの通知が来たから2人で見にいったら喜連くんが個人チャンネル開設したよ、という事でした。
元々いろり話にレターをよく送っていた自分なので、喜連くんのチャンネルにもレターを書いて送ったりしていました。
ぼやきの更新回数もどんどん増えてきて、喜連くんとコミュニケーションも取れるようになっていき、今ではオフイベントも開催され、イベントが大盛況の中終わりを迎えるほどに。


皆さんここでやっと本題入ります。
今までの話は前座に過ぎないですよ。
心して読んでください。


長々と過去の自分語りをしてまで僕がお伝えしたいのは、こんな自分を素敵なコミュニティの中に入れてくれてありがとうございます。という事です。

前述でお話した通り、僕は性別は男性ですが男性が好きで、たゃん!好き!大好き!!大好き!!!と冷静に考えたらヤベェこと言ってるのにも関わらず、その気持ちを否定する事なく一緒に楽しんでくれたのがとても嬉しいんです。

同じセクシャリティの集まりの中で自分を曝け出すのはとても簡単です。
でも、過去に「普通の人達のコミュニティ」から外された経験がある僕からしたら、僕とセクシャリティが違う人達の中に入れてもらって、しかもそれが自分を押し殺しているわけではなく、本当の自分の気持ちで話せているというのが幸せでなりません。

やっぱりね、自分に嘘つきながら生きていくのってしんどいんです。
自分なのに自分じゃない人生を歩まなきゃいけないのって虚しいんです。

だから、多分シャイニーの方々が思っている以上に僕は皆さんとの縁が大切で、これからも大事にしていこうと思っています。
特に嬉しいと感じているのが、きっと僕がそういう人だと分かっていても、何か特別気を使うとかではなく、さもそれが当たり前である事のように「良い意味での無関心」というか、違いなどないように接してくれているところです。
これって僕からしたらホントに嬉しくて、「LGBTの人って大変なんでしょ?自分は理解あるから大丈夫!」って言われるより「あ、そうなんだー。で?」ぐらいの無関心さでいてくれる方が嬉しいんです。
そういう意味でも仲良くしてくれているシャイニーの方々や、ラグビーファンの人達にはほんっっっっっとに感謝しています。
心からのありがとうを伝えたいです。
ラグビー好きな人の民度の高さを日々感じているのですが、これはやっぱりラグビーの精神性がファンの人にも伝わっているからなのかな?
ラグビーってすごいね。

今は日本中がストレス社会なので、僕のようにセクシャリティに悩んでいる人だけじゃなく、誰でも自分のありのままを曝け出して生きていくのは難しいかもしれせん。
でも、気の合う仲間と一緒にいる時ぐらいは肩の力を抜いて、自分が大好きな自分でいていいのかなと。
僕の人生でこんな事が出来るようになる日が来るとは思わなかったので、不意の幸せを噛み締めております。
ついでに、たゃんに抱かれた(誤解を招く表現)感触もしっかり忘れず噛み締めております。
最高な夜(意味深)だった、、、。

改めまして、僕と関わってくれているシャイニーの皆さん、ラグビーファンの皆さん、ぼやっきー達、そして喜連くん、たゃんをはじめとする選手の方々。
ホントにホントにありがとうございます。
これからも末永ーーーーーーーくよろしくお願いします。


以上、まだまだたゃんのシャツに香りが残っていて毎日スンスンスンスンスンスンスンスンスン吸い込んでは声を発しているこう茶の話でした。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?