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偏見はあらゆるところに潜んでいる


突然ですが、私は希少がん患者です。

と聞くと、凄いインパクトがありますが
残念ながら特にこれといった治療法も無いため、
薬を飲むことも、痛い検査をすることもほとんどありません。


ありがたいことに、
希少がん患者らしからぬ、
医療に縛られない自由な日々を送っています。

やることといえば定期的に病院に行き
世間話と経過観察をし、時々MRIを撮るだけです。

人間が奇特なせいか、病も珍しいとされるものを
いくつか持っています。


どうも、車椅子の夫と5歳の息子と暮らす主婦、こぶたです。


患者は誰だ?

そんな希少病患者ではありますが
病名確定のために、1度だけ手術をしました。

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(写真は所属するウィルチェアファミリーのブログの使い回し)


術後、退院する際
車椅子の旦那が入院荷物を持ってくれました。

短期間の入院で、荷物はボストンバッグ1つです。

にも関わらず、
全身麻酔とは人の体力を根こそぎ奪っていくようで
立って歩いているだけで
どんどん血の気が引いて行くのがわかります。

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