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ルーカスの涙|フィギュアスケート

全日本選手権を見ている人にとって、それは涙をぬぐうハンケチーフ必携の
大会であることは共通認識でしょう。

昨年の全日本の試合で、もっとも多くの方の袖を濡らしたのは
本田ルーカス剛史選手のフリーだった、と勝手に確信しています。

大学3年生の本田ルーカス選手。
高2のとき鍵山佐藤に次いで全日本ジュニア3位に入り、翌年高3で
全日本ジュニア優勝で世界ジュニアへの切符をゲット。
しかしながら新型コロナの影響でその年の世界ジュニアはキャンセルに。

大学1年からはシニアに参戦しますが、大学1年、大学2年の2年くらいは
ずいぶんジャンプに苦しんだ試合が続き、得点も伸び悩みました。
キスクラの雰囲気も重く暗く。

そこにきて昨年5月にペアに挑戦のニュースがとびこんできました。
先に森口選手の例を見ていますから、これは「二刀流=両方うまくいく」
というフラグが立ったという朗報に他なりません。

そのフラグが示した通り、昨年の全日本選手権はそれはもう素晴らしい
演技でした。

2022年のシングル出場に続いて2024年はペアでの出場を果たした
本田ルーカス選手。
さえルカのフリー進出、なんとめでたいことでしょう。

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