アダム様のフード|フィギュアスケート
アダム様が地元フランス杯を無事優勝で飾りました。
ショートからの逆転劇はアダム様のお家芸、優勝は大変喜ばしいことですが、今回のフランス杯の男子シングルは実力を発揮しきれなかった選手が多く、全体的に低調な雰囲気で終わったのは少し残念なことでございました。
ショートプログラムの6分間練習でアダム様が登場されたとき、ニース杯からお衣装をチェンジされたのかと思ったのですが、そうではなくニース杯とは別のプログラムを披露されました。
ISUのバイオに二つのショートプログラムが併記されておりますので、二つ目のプログラムをされたわけですね。
アダム様はインタビューでも、今シーズンは複数のショートプログラムを用意していると仰せになっています。
複数っていくつ?
アダム様なりに深いお考えがあってのこと、我々がそれを理解できるようになるにはまだ時間が必要なのでしょう。
フランス杯のショートプログラムではジャンプ構成を変え、冒頭から4Lz+3Tを見事に成功されました。
その後ジャンプで2転倒、めったに取りこぼしのないスピンでVがあったりノーカンになったりのアクシデントがございましたが、あれはきっとお衣装のフードの影響によるものと推察いたします。
個人的には4Lz+3Tの時点で感動し、その後のあれこれは気になりませんでした。
フリープログラムは、怪我開けだからと思いますが4回転2種3本(ルッツとトウループ)の構成にされていました。
また、トリプルアクセルを2本ともコンビネーションに、トリプルフリップは4回転フリップへの布石なのか、昨年までの4回転サルコウはどうするのか、などジャンプ構成はまだ五里霧中な感じです。
サマーキャンプ中のお怪我によりプログラムを滑りこむ時間も十分ではありませんので、現時点ではPCSもかなり抑えた点数になっています。
中国杯では、また新しいお姿をお見せいただけることでしょう。
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