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埼玉県道43号 皆野荒川線

2021/04/18
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秩父郡皆野町

旧・秩父郡皆野村

皆野両神荒川線(r37)の下原交差点からスタート。r37とは両神村を経由するか否かの違いはあれど、起終点共に近い。
その後の交差点で皆野停車場線(r206)と交差、少しの間重複する。
秩父鉄道皆野駅。r206は皆野駅を出て間も無くこの県道にぶつかるが、ここで終点とはならず重複した後再び単独区間に出て国道140号とぶつかる。
秩父鉄道を渡る踏切はこの辺りとしては珍しく計3本の線路を跨ぐ。北が皆野駅、南が和銅黒谷駅。
大浜通りなる愛称があるらしい。大浜はここ周辺の小字。
荒川を渡る皆野橋。1935年竣工の古い橋で、今も歩道がない。ここより秩父市、旧・大田村。

秩父市

旧・大田村

皆野橋交差点。秩父児玉線(r44)と重複。番号はこちらの方が若いが青看にはr44しか書かれていない。
小柱交差点を右折、単独区間へ。
南側には田畑が広がり、その向こうはゴルフ場となっている。
田舎ながら走りやすそうな道。
景色も優れたものとなっている。
長坂橋。篠葉沢を渡る。
交差点を左に曲がり、この県道は暫く篠葉沢と並走する。
民家の少ない割には歩道も完備され走りやすい道が続くが、しばらくすると……
歩道が消える。
民家の間を抜ける生活道路。車同士のすれ違いも困難。
「中品沢」とあるが現在の大字は単純に「品沢」。この辺りの子供は丘を越えた先にある大田小に通うことになる。
こんな感じの道が続く。
吉田久長秩父線(r270、合併によって地名頭につけられた旧町名を反映したタイプ)と交差。生活道路感があるので青看がない可能性も考えたがしっかりあった。
細長い品沢の集落を歩く。この辺りの地下に秩父太平洋セメントのベルトコンベヤーがある。
暫く歩くと民家はほぼ見えなくなる。牛や豚が飼われているらしい。
可愛い。
古そうな道標が置いてある。村名以外よく読めないが……。

秩父郡小鹿野町

旧・長若村

建物すら無くなってしばらくすると、秩父郡小鹿野町に入る。旧・長若村。長若は長留と般若の合成地名で、この県道が通る場所は殆ど長留である。
長留、下小鹿野の集落を見下ろす。歩きでないとじっくり見られない景色。
国道299号と交差。国道と主要地方道の交差点でありながら信号も横断歩道もない。明らかに歩いてくる道ではない。
国道299号との交差点付近は狭い道。
暫く歩くと広い道になる。白鵬と同期入門の関取の剣武関が経営する旅館がある。
山口沢の上を通る松井田橋。高低差が激しいので沢はよく見えない。
地理院地図だとこの辺りで支線が2本あることになっているが多分誤記だろう。現在の道が比較的新しいのは事実だろうが。写真の茅株橋(1991年竣工)には沢の名前が書かれていなかったが、陸橋ということになるのだろうか。
新梅島橋。長留川を渡る。旧梅島橋がどこにあるかは知らん。
小鹿野影森停車場線(r209)と長若交差点で合流、しばらく重複。r209は停車場線と付いているが約10kmと長い。
長若中学校。綺麗なので全く気がつかなかったが2015年度を最後に小鹿野中学校に統合され閉校となったらしい。
新長若橋では再び長留川を渡る。
蕨平交差点を左折、単独区間に復帰。
歩道が消える。カーブが怖い。
しばらくすると見晴らしのいい一本道になる。長留大橋(大きいか?)で再び長留川を渡る。
キジさんを発見。
羽黒神社近くの集会所では県議会の補欠選挙が行われていた。
長留川のしだれ桜。トイレや駐車場を作るなど観光地としてプッシュするつもりらしい。
民家はぼちぼちと。車通りは音で来るか否かが分かるくらい少ない。

秩父市

旧・中川村

秩父市に入る。旧・中川村→荒川村。
こんなところにも柴原温泉の立派な宿があったりする。
昼なのに真っ暗。
すれ違いはまず無理。
森の中!
勇敢なトラック。
小野原稲荷神社。森の中にひっそりと佇む。
ようやく集落に出る。相変わらず道は狭い。
国道140号とぶつかり終点。交差点すぐには小野原稲荷神社の鳥居がある。

GPSログ

県道らしくはないが人々の営みを感じられるいい県道。

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