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茨城県道・千葉県道・埼玉県道26号 境杉戸線

2020/08/09
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茨城県猿島郡境町

旧・茨城県猿島郡境町

茨城県猿島郡境町の住吉町交差点から南下する。東西を若境線(茨城r137、漢字二文字の県道って激レアでは?)が横切っている。茨城県区間は全て結城野田線(茨城r17)と重複する幽霊県道である。
遠くに境町役場が見える。
青看がちゃんと書いてくれないのと地図によってバラバラなのでどこの交差点で何の県道と交差してるのかよく分からないが、とにかく南下していく。少し道を逸れると河岸として栄えた昔を思わせる街並みが目立つ境町だが、ここの沿道は極めて普通の車社会の大通り。
道の駅さかい。隣にあるMGM(パチンコ店)と驚安の殿堂の方が存在感がある。
道の駅さかい前交差点では国道354号と交差。交差点に歩道がないので橋に向かうためには回り道する必要がある。
古河坂東自転車道線(茨城r503)。利根川堤防沿いを通っている。
境大橋。利根川を渡る。
利根川。説明不要の大きさ。
遠くには関宿城博物館が見える。

千葉県野田市

旧・東葛飾郡関宿町

千葉県野田市(旧・東葛飾郡関宿町)へ。
橋のすぐ先にある交差点を直進するとこの県道のバイパス(青看上は千葉r17表記だが)に出る。本線はここを右折。
沿道にある香取神社には関宿の神輿の由来についての文が詳細に記されている。
終戦時の総理大臣として知られる鈴木貫太郎が幼少期と終戦後の最晩年を過ごしたここ関宿には、その遺品などを展示している鈴木貫太郎記念館がある。現在記念館があるのは旧宅の隣だそうだ。早朝の通過だったので訪問できなかったのが残念。
野田市関宿台町交差点で千葉r17が左に分岐、単独区間へ。
バイパスが計画されるだけあって交通量のわりに道は細く危ない。
江戸川の堤防とぶつかりカーブする辺りで関宿関所跡と書かれた石標がある。
しかし、続いた河川の改修のため看板のほかに面影を感じさせるものはない。
堤防を登っていく。
堤防上には松戸野田関宿自転車道線(千葉r401)が通っている。
堤防の上からは建設中のバイパスを見ることができる。2023年度完成予定とのことだが……?
関宿橋。江戸川を渡る。写真の奥に見えるコバトンの描かれた建物が中川から江戸川に排水する中川上流排水機場で、そこから更に北側には茨城県猿島郡五霞町がある。
江戸川。利根川ほどではないが大きい。

埼玉県幸手市

旧・中葛飾郡豊岡村

埼玉県幸手市へ。

旧・北葛飾郡吉田村

関宿橋交差点で松伏春日部関宿線(r42)が分岐する。r42は野田市関宿台町を終点としているため、ここから千葉方面へこの県道と重複する。
菱沼交差点では実質高速とも言われがちな新4号国道と交差する。
新船渡(しんふなと)橋で中川を渡る。
橋周辺は歩道がないのでけっこう怖い。見晴らしがいいだけでもマシに思えるが。
下吉羽幸手線(r371)起点の下吉羽交差点を過ぎる。
田んぼの中に工場がぽつぽつと建つ田舎で、車の通行量も少なく歩行者に至ってはほぼ皆無。

旧・八代村

東農村文化センター前交差点で交差しているのは笑顔で収穫らくらく農道。ふざけた名前だが下手な県道よりずっと立派である。
西方向から来た惣新田幸手線(r383)と一時重複する。
r383は平野交差点ですぐ東に分かれる。
扇橋と神扇落。この県道には小規模の河川、水路がいくつも交差しており、神扇落はその中では大きい方である。

北葛飾郡杉戸町

旧・田宮村

この辺りで少しだけ北葛飾郡杉戸町の北端部(所謂鷲の頭と嘴)に入っているが、目立った案内はない。

幸手市

旧・八代村

チャレンジャー幸手店。廃墟と見間違うようなパチンコ屋だが界隈では有名らしい。
並塚幸手線(r318)と戸島交差点で交差。
大橋で渡る安戸落悪水路は雑草まみれで川というのを遠慮したくなるほどである。
一文字の力強い文字が書かれたバス停。
大島新田調整池。

北葛飾郡杉戸町

旧・杉戸町

杉戸町に入る。杉戸宿のあった狭義の杉戸町へ向かう。
長八橋で渡る倉松川。
杉戸町区間は明治昭和の大合併以前から宿場町として栄えた地域に近いため、今までとはうってかわって住宅地。
杉戸交差点。町名をそのまま冠した交差点がどうしてこんな微妙なところにあるのだろう?
ヘキサに「県道」と書くタイプの青看。
境県道入口交差点で終点を迎える。左右に曲がると国道4号、直進すると東武動物公園停車場線(r408)

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