香港マイル 2023 気になる馬達

今年もこの時期に日銀が株価を下げる発言。
「年末から来年にかけて一段とチャレンジングになると思っている」
チャレンジングにしとんのは誰だ!?
日本の市場が閉まった午後3時以降に円が1%上昇、日本の10年債利回りは13ベーシスポイント急上昇!

そして日経先物も大きく下げている。

日経225のmacdもまだデッドクロスからの下げ基調が始まったばかりなので底待ち。


外有利

スプリントの記事で去年の香港国際の残り500m地点のポジションで外有利としましたが、2021年、2020年も外有利。
枠は2020年(7,6,10,5枠)、2021年(2,5,1,4枠)、2022年(2,4,9,5)

問題は騎手の理解度。
2021年はサリオスのレーン騎手が道中は内で直線は真ん中から外に出して行った。
ティータンのヴァンドギャルドもサリオスも内を離れていった。
しかし、ダノンキングリーの川田騎手は直線でも内を走ってしまった。
日本の騎手はバイアスを正しく理解していないかもしれない。

2021年
2020年

評価

勝ち負け
ゴールデンシックスティ
ナミュール

2着候補
ビューティーエターナル
ディヴィーナ

3着候補
ビューティージョイ
ソウルラッシュ
ダノンザキッド

穴カイロ

香港馬

①14枠ゴールデンシックスティ 差し
去年はカリフォルニアスパングルに敗れて2着。
去年のレースラップは25.01-22.51-11.07-11.47-11.23-12.12
速いペースの持続力勝負になってカリフォルニアスパングルが勝った。
ゴールデンシックスティもラスト4ハロン11.39-11.23-10.99-11.99でラストで1秒失速する厳しい展開。
その後は3連勝でカリフォルニアスパングルにも2連勝。
去年の良馬場でのレースタイムは1分33秒41で日本式に換算して約1分32秒2。
日本馬としては洋芝でこのタイムを出せるかどうかが判断基準になる。
今回は休み明け。
とはいえ、バリアトライアル(レース形式の調教)も例年通り11月にオールウェザー1200mを走り、今年は11月28日に芝1600mも走っている。
十分な準備はできている。
勝ち負け。
今年の追切
オールウェザー29.6 30.0 24.3 (1.23.9) (C Y Ho)
去年の追切
オールウェザー29.1 28.3 26.2 (1.23.6) (C Y Ho)
一昨年の追切
オールウェザー28.4 28.1 25.1 (1.21.6) (C Y Ho)

②9枠カリフォルニアスパングル 逃げ/先行
去年の1着。
去年は速いペースで押し切ったが前走はGF(硬い良馬場)で速いペースからの時計勝負についていけなかった。
2キロ重い斤量も影響したか?
馬体重が前シーズンよりも重くなっているのでまだ絞れていなかったのかもしれない。
追切で オールウェザー30.6 24.4 (55.0) (A.T.)と去年よりも速い時計を出してきたが果たして絞れて来るか?
去年より少し下。

⑦5枠ビューティーエターナル 好位/差し
スターズパングルドバナーx(サーアイヴァー系xプリキロ系)
速い時計の決着で強そう。
今シーズン初戦は体重重くて凡走
2戦目で絞れてGF(硬い良馬場)で1分33秒04で勝ち。
去年の香港マイル4着ビューティジョイの追撃を辛うじて退けた。
スプリント的な脚の使い方もできて好きなタイプ。
調子もよさそうで注目

⑧6枠ビューティージョイ 差し/追い込み
去年の4着だが、途中で先頭に立つ強引なレース。
やや不器用な馬で能力はあるが力を出せないレースが多い。
2~4着、負けても2馬身差以内が多く能力の高さは確か。
4月のマイルGⅠでもゴールデンシックスティの2着。
前走の時計勝負も追い込んでタイム差なしの2着。
人気ないのでヒモとしておさえるべき。

⑩8枠ヴォイッジバブル 逃げ/先行
前走は速いペースで先頭を走ってバテたが負けすぎ。
今回も速いペースになりそう。

⑪1枠エンカウンタード 先行/好位
足りない

欧州馬

⑫9枠カイロ 
エイダン・オブライエン師
父はサーアイヴァー持ちで父母父オーストラリアのストロベリーロード。
日本でもリバティアイランドとハーパーが持っているストロベリーロード。
カイロの牝系は短距離馬。
カイロは3月にドバイでダートを試すが失敗。
しかし、愛2000ギニー2着。
今年GⅠ4勝のパディントンの2着。
先行してパディントンの外側で位置取りの差もあった2馬身差。
スローペースでラスト400mは約23.5秒。
休みを挟んで10月にマイルを叩いてここに臨んできた。
前走は重馬場で逃げて3着。
能力を出したレースが少なく判断が難しい馬。
私は能力が高いと見る。
穴馬

⑥13枠トリバリスト
(ピヴォタルxズルムー系)xナサニエル
ピヴォタル系だけあって重馬場得意。
良馬場で走った経験なしOMG!
去年の仏2000ギニーで先行してモダンゲームズから2馬身差の3着。
今年はGⅠの出走はないが4勝3着1回
重馬場をスローで先頭を走って勝ちというレース。
ラスト400mで10.91-11.47や10.96-11.36はあるが決め手はない。
今回は逃げるにしても今までよりもペースは大幅に速くなるし、今まで通りのペースで中団を走っても決め手に欠く。

日本馬

④4枠セリフォス
内枠を引いてしまった!
MCSは上手く前に壁を作れずに3コーナー手前から外で風を受けてしまった。
セリフォスを風よけにしていたイルーシヴパンサーに先着されたのも当然の事。
よく0.4秒差におさめたと褒めたい。
逆に去年のMCSは外を不利なく走れての1着だったので不利を跳ね除けるほどの強さはないという事。
どちらかと言えば軽い芝向きなので香港はドバイ同様割引か?
内枠で川田騎手なので内ラチ沿いを走る危険性もある。

⑭7枠ディヴィーナ
C・デムーロ騎手です!!!
エリ女はそれまでの先行策が嘘のような消極的なレースで届くわけの無い残念なレース。
覚醒モーリス産駒なのは間違いないのでここは狙いたい。
血統的にもこのレースを勝っているモーリスに2着のヴィヴロスの全姉。
期待しかない。

⑬12枠ナミュール
MCSは◎で1着はうれしかった。
以前のひ弱なイメージはもうない。
ハービンジャー産駒は香港合う。
かの偉大なるノームコア様は父ハービンジャーで母父父フレンチデピュティ。
そしてナミュールも父ハービンジャーで母母父フレンチデピュティ。
外枠からゴールデンシックスティのスリップストリームに入って直線抜け出す!
勝のはナミュール!
ナミュールとディヴィーナを中心に馬券買います!

⑤11枠ソウルラッシュ
前走は気になる馬達で2着候補に挙げておいて本番で外す大失態。
モレイラ騎手は外してはいけない。
そして今回もモレイラ騎手!
馬場のバイアスもわかるし近くに本命馬もいる。
この馬も春のトランポリン東京よりも洋芝の方がいいタイプ。
期待できる。

③10枠ダノンザキッド
去年はMCS2着から香港マイル2着。
今年もMCSで0.3秒差と好走しているので香港マイルでも期待できる。
外でうまく壁を作れれば3着のチャンスある。






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