株:素人の失敗から学ぶ カプコン

去年の夏に始めた時に強い根拠も知識もなくかるーい感じで株を買っていました。

お金や株価の上下に関しての感性は人それぞれでしょうが、私はどちらかと言えば『損切りが苦手』なタイプ。

この株価に対しての感性も自分がどういうタイプなのかは実際に株を買ってその株価が自分の想定と違った動きをした時に改めてハッキリと気づく。

私がバカなだけで頭のいい人はそんな事態になっても『想定済みです(キリッ)』なのでしょうが、私は実際に直面して初めて学習する愚か者。

そんな私でも学習しました。

損切り重要!!!
損切りのタイミングを決める事!
これはその株によって違うから良く考えないといけない。

まず、その株でどうやって儲けようと思ったのかをハッキリさせないといけない。
好材料で1~2日で利益が出たら売り払うのか?
その業界に追い風が吹いていて2~3か月間は地味に上がるのか?
将来性がありそうでまだ安い株をとりあえずギャンブル感覚で持っておくのか?

その株への期待の仕方の違いによって損切りのポイントが変わるのでこれはハッキリさせておいた方がいい。

それを私に教えてくれたのがカプコン(9697)

始めたばかりで決算ギャンブルが面白そうだったので決算日の7月26日に5694円で買い、翌日には6578円になりギャンブル成功。

ここが売るべき第一のポイントだった。
決算ギャンブルで大きく利益が出たら即売る事。

どうしてカプコンを買おうと思ったのか?
他のゲーム会社の業績も良かった。
モンハンNOWが9月に始まる。
2023年6月にシンガポールで「第1回オリンピックeスポーツウイーク」が開催。

これらはそれぞれ期待される時期が異なるという事にその時は気づかなかった。

好決算はまさにその時が旬の材料。
モンハンNOWに対する期待もあって急騰。

急騰、特に窓を開けて急に上がれば利益確定で下がる。

モンハンNOWは9月14日にスタート。
私はその後に売ろうと考えていたが、8月に聞いたラジオ日経の中で専門家の方が『9月に入ったらすぐに売ります』みたいな事を言っていた。
だいたいこういう『ニュースに対する期待』は事前に盛り上がるモノ。
早め早めの決断で『欲をかき過ぎない』事の重要さを学んだ。

売らなければいけない第2のポイントが9月10日付近だった。
その時はテクニカルも知らず、売るタイミングが全くわかっていなかった。
9月6日にmacdがデッドクロスを組んでいる。
RSIの下落傾向も9月13日には下に大きく抜けた。

そこからはバンドウォークで下げ止まりを待つしかない動きが9月21日まで続いた。

このバンドウォークが終了した9月22日には信用の買い残が一気に増えた。
ここが押し目買いのポイントだったのだろうが、10月26日の決算でコンセンサスを下回りさらに急落。
そこも押し目買いのポイントだったのだろう、買い残が増えている。

2023年は1倍以下だった信用倍率が11月24日には10.40にも上昇し上値が重い展開に。

買い残が多いので決算の失敗売りから少し戻して11月14日にmacdがデッドクロスを組むまでに売るべきだった。
これが第3の売りポイント。

しかし、この時点でも『オリンピックeスポーツ』への期待はまだ残っている。

ならば買い戻すタイミングを予想するべき。

買い残が多いので年末に調整が入るし年始には新NISAで買いが入る。
ならば年末が買い時。
テクニカルを見てもmacdは悪くないしRSIは緩やかだが上昇基調が見られた。

そして1月9日午前に5272円まで戻している。

例えば、1月6日に5000円で損切りで売って694円のマイナスでも、
年末に4500円で買い戻していれば1月9日の午前には772円上昇しているので結果はプラス。

第3の遅いポイントでも損切りをしていれば、その後に安値で買い戻す事もできて利益を得ることもできた。
損切りできないと現時点でもまだマイナス(泣)
この違いは大きい。
はい、まだマイナスですぅぅー

そこで、現在は上がっているのですがどこで下がるかを予想しないといけない。

ポイントになるのは9月22日と10月27日に買い残が増えた時の株価。
特に9月の5300円は一つの節目になりそうだ。

決算も1月30日に控えているし安全策ならここで売っておくべきかもしれない。


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