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株:5月22日 今日のラジオ日経に岡崎氏のお話とアマゾン

このnoteは素人の妄想の垂れ流しであり、特定の商品の勧誘や売買の推奨等を目的としたものではなく、特定銘柄および株式市場全般の推奨や株価動向の上昇または下落を示唆するものでもなく、将来の運用成果または投資収益を示唆あるいは保証するものでもない。
最終的な投資決定は読者ご自身で判断するっス。
この記事にそそのかされて売買しないでスー、せんきゅー。

個人的にNVIDIAの決算が好感される方に賭けて今日の午後に日経とTOPIXのブルを買ってしまった…
GX半導体じゃないところがチキンです><
あすはぼうらくかなー(悲観的)

今週の月から水曜日はNVIDIAの決算前準備相場


NVIDIAにどんなパワーが隠されているの?
株式関係者はαが好き。

(素人:α値が高いということはリターンが大きいということを示します。ベンチマークという平均市場からどれだけ利収益があるのかということをα値は指しています)

αとβがあって、βは日経平均、TOPIX、SP500が1%上がる時に連動して1:1.5で上がるとかそう言うモノ。
αは雨が降ろうが槍が降ろうがSP500がじっとしていてもどんだけ上がるかと言うモノ。

NVIDIAは過去3~5年で年率50~70%のαがある重要な株になった。
その結果、今度はβがデカくなってきて、『NVIDIAが動けばSP500が動く』ようになった。
『SP500が動けば日本株が動く』ので結果『NVIDIAが動けば日本株が動く』

だいたいNVIDIAが10%動いたら日経平均は約1.5%、半導体関連は約3.7%動く。

この月曜の日経平均は1.5%くらい上がった。
(素人:先週金曜の終値38787に対して月曜午前の高値39437まで1.7%上昇した)
火曜の半導体株は3~4動いた。
根底にあるのはNVIDIAの株価がこの決算で10%位動くと思っている。

(素人:今回は8.7%らしい)

つまり、NVIDIAの決算を控えて、決算後の値動きを想定して株価が推移した。

しかし、あまりにもNVIDIAの動向にばかり目が行っていると他の事がおろそかになってしまう。

日経平均に関して

38500~38900円の範囲がバランスの取れたポジションではないか。
6月のSQまでもう一回くらい方向転換があるだろう。
日本株は3月に40000円を超えてからは今一つだが、昨日はJPX400が高値を取った。
つまり日経の101~400が頑張っている。

アメリカのトップの7銘柄が牽引している市場とは違い、もっと無数の会社が頑張っている。
1社や2社、トヨタやソニーで支えられているような国ではない。
大型の中堅どころが今のマーケットを支えている。

なんでこうなったかというと、日本株は決算が悪かった。
ガイダンスが悪く、総合評価として悪かったと言った方が先に進める。
良かったのに株価上昇していないのならなぜ上がらなかったのかという原因を探さないといけない。
ガイダンスが悪かったというのなら、上方修正があればいい。

次の決算待ち?
為替が160円を超えてくるとか金利が0.5まで下がるとか、アメリカの景気後退懸念が払しょくするとか、アメリカの金利が下がるとか、これらはそれぞれ矛盾していますが、環境が変わらなければ、何か特殊な事例で、例えば工場ができるとか、制度が変わるとかないと。

その点で言えば、電力、電力周り(データセンターや工場など)はしっかりしている。

半導体は電気喰い虫なので電力かー、と言われて半年過ぎてまだ買われている。
フジクラ、電線、銅かーと言われてまだ上がっている。

(素人:青が400,赤が300で確かに400のパフォーマンスが225より高い。
1489(高配当50)も高い)

ボラティリティが低い

ボラティティの低いゴールディロックス相場の本質は金融政策と関係ない。

金融緩和の時にゴールディロックスが出るし、金融引き締めの時にもゴールディロックスがある。
大統領選挙の年の前半の半年はゴールディロックス相場が起こりにくい。
大統領選挙という不確実性があるので。
2016年のヒラリーVSトランプの時にはゴールディロックス相場になったがトランプが勝利して選挙後に荒れた。
当時はヒラリーが勝つと見られて安心していたからゴールディロックス相場になった。

今回はトランプが勝つと見られているのだろうか?
景気後退期にはゴールディロックス相場にはならない。
景気後退期にはハイボラティリティーになる。

ゴールディロックス相場は景気後退なんて何時だったっけなー?と人々が忘れているような時に起こる。
人の気持ち次第。

今回もなんだかんだあったが大丈夫なんじゃないかという空気。
個人個人はそれぞれ不安を抱えているが、100人集まると『大丈夫だよね!?』というみんなで渡れば怖くない的な空気になる。
それがボラティリティ。

ほら、ボラティリティが低いだろ?ソフトランディングだよ。
というのはちがう。
みんながそう思っているから、ソフトランディングを期待しているからボラティリティが低くなっている。

みんなが安心してボラティリティが低い今が危ない。
今が一番危ないというのが長く続くのがゴールディロックス相場。

去年一昨年は景気後退期景気後退と散々言っていたのだが今では言わなくなった。
だからボラティリティが低くなったし、だからこそ次はボラティリティが上がるはず。

ただ、上がるためのきっかけと仕組みがまだ出来ていない。

前回ボラティリティが上がった時は利上げが懸念材料だった。

今回は利下げ。
4-6のGDPに注目。
向こう見ずな岡崎氏はマイナスを予想。
向こう見ずでないと一番先頭で相場を張れない(ドン!!!)
完全にマイナスになるのは6月からではないか。

長短金利が逆転したから不況だ!と言っていたのに今では言う人がいない。
みんな慣れてしまった。
不況になるとかそういうのは言うタイミングが大事。
タイミングがストラテジー。

長短金利の逆転現象は2年位前から始まったが、長短金利の差がピークになったのはもはや皆忘れている。
あれは2023年の6月。
ニューヨーク連銀の景気後退確率モデルは1年後、つまり今年の6月(ドン!)
景気後退のピークは確率的には今年の6月。

今回の不況のメカニズムは消費の息切れ!
あるいは個人の破産。
所得の低いグループなのであまり派手な事はない。
小売りの決算はまちまち。
Macy'sのような高級志向はよかった。

オプション初歩

まずは日経平均の株価を見る。(終値38617)
現在値に近いオプションのコールとプットの値段を見る。
38500のコール665円でプット545円
38500+(665-545)=38620
この値が現在の株価より高いので、コール売りプット買いのポジションで売って現物を買えば儲かる(素人:らしい)

コールもプットも両方の値段が上がって行くとボラが上がって行く。

例えば、あくまでも例として、6月から不況が始まると見る岡崎氏は今日6月SQは37500プットを買う。
もしも明日のNVIDIAの決算で市場が好転すればそのプット買いは失敗になるので明日38000プットを売って損失を少しでも抑えるようにする。

アマゾンがカナリアか?

ここ最近はナスダックもSP500も上昇しているのにアマゾンはダブルトップをつけるような形になっている。


4月の小売り統計で無店舗がマイナス1.2%だったがその前の3月がプラス2%だったのでその反動だと言われていた。
しかし、1,2月もマイナスだった。
3月はアマゾンのセールがあったからプラスになっただけ。
インフレをかみすると無店舗の売り上げは力を衰えつつある。
今年の成長率が3%位しかなくてインフレの上昇分しかない。
もう飽和状態で無店舗の売り上げは息切れしている。

アメリカの無店舗販売はアマゾンが参入してから大きく伸びた。
全米の無店舗販売もそれまでの一けた台から17%に大きく上昇し、そりゃーアマゾンも急成長するよねと。

無店舗といえど、リセッションの影響は受けてITバブルの後に少し低迷するもその後株価は上昇。
金融危機の後も1年半くらい低迷するがその後上昇。

しかし、コロナショックの時には消費はむしろ上昇した。
しかも外に出て買えないから無店舗での消費が増えた。
その結果アマゾンの業績が良くなって株価が上昇した。

コロナが終息に向かってアマゾンの株価も下落し、コロナ前の水準まで落ちた。
その後は生成AIのデータセンタービジネスのおかげでまた株価が上昇するも、ここにきて下げている。

コロナで無店舗販売の限界が見えたのではないか?
アメリカの消費が息切れして、クレジット延滞率がどんどん上がっている。
アメリカのトラックとかの輸送量も減ってきていて中小企業の景況感も伸び悩んでいて、アマゾンがホームデポになるのではないか?

ホームデポは不動産バブル崩壊した時のカナリアだった。
2007年夏のホームデポの決算がきっかけだった。

今後のアマゾンの決算の小売部門に注目か?

アマゾン

ここからはアマゾンに関する記事の翻訳です

セグメント別

アマゾンというと、Eコマースサイト、Amazon Prime、Prime Videoが思い浮かびます。
これらのセグメントは、この巨大な E コマース企業の収益の約 85% を占めており、ビジネスにとって非常に重要な部分です。
以下は、Amazon Web Services を除く、アマゾンの伝統的な営業セグメントを示しています。

・オンラインストア - Amazon.com で商品を販売することで発生する収益。

・第三方出品者サービス - Amazon で販売する他の企業からの手数料。これには、販売手数料、在庫保管料、および送料が含まれます。

・広告サービス - Amazon.com のスポンサー広告と Prime Video のコマーシャルから発生する収益。

・サブスクリプションサービス - Amazon Prime の顧客サブスクリプションからの収益。

・実店舗 - 実店舗での収益。

・その他 - アマゾンのヘルスケアサービスからクレジットカード手数料に至るまで、その他の全てが含まれます。

これらのセグメントの成長は高かったものの、最近では鈍化しています。
主な理由は競争の激化です。
アマゾンは、Eコマースやサブスクリプション型の配送、そしてオンラインビデオストリーミングの初期参入者として優位に立っていました。
しかし、競合他社が追いつき、アマゾンの市場シェアを少しずつ奪っているのです。
このセグメントの将来はどうなるのでしょうか?
アマゾンは、競争が激しい市場でより良いポジションを築くためにいくつかの変更を行ってきました。
最大の変更は、今年1月からPrime Videoでコマーシャルを流すようにしたことでしょう。
これは投資家たちを心配させましたが、功を奏しました。
第1四半期のサブスクリプション収益は前年同期比20%以上増加し、消費者はこの変更を受け入れ、Prime会員登録を維持していることが示されました。
広告収益もこの変更の影響を受け、第1四半期は前年同期比24%以上増加しました。
また、同社は最近、これらのコマーシャルでPrime Videoの視聴者が休憩中に宣伝されている商品を購入できるようにする予定だと発表しました。
これはアマゾンにとって素晴らしい革新的なアイデアだと思います。
競合他社のビデオストリーミングプラットフォームは、独自のEコマースストアを持っていないため、この機能を複製することができません。
また、アマゾンは加入者に関する膨大なデータを持っており、競合他社よりも効果的に広告をターゲティングできることも重要です。 

アマゾン ウェブ サービス (AWS) は、アマゾンのクラウドサービスです。
クラウドコンピューティング、ストレージ、およびさまざまな組織向けのデータベースサービスを通じて収益を上げています。

同社は 2013 年以降、AWS の収益を分離しており、過去 10 年間でロケットのように成長し、売上高の 16% を占めています。
AWS はクラウドコンピューティング業界のリーディングプロバイダーであり、市場シェアのほぼ 3 分の 1 を占めています。

AWSの将来

クラウドサービス業界は今後10年間で大幅な成長が見込まれています。2024年には20%増、2032年には現在の3倍の収益が見込まれています。

業界の急速な成長と競争激化の中でも、アマゾンは市場リーダーシップと30%から35%の市場シェアを維持してきました。この状況が変わる理由はありません。

2024年第1四半期の決算説明会で、最高財務責任者(CFO)のブライアン・オルサヴスキー氏は、AWSの重要性とアマゾンがその成功のためにしている投資について言及しました。

「生成型AIと非生成型AIのワークロードの両方で強力なAWS需要を見ており、顧客はより長期の契約を締結し、より大きなコミットメントを行っています。生成型AIはまだ初期段階であり、クラウド業界全体としても、依然として大きな成長機会があると見ています。2024年の設備投資額は、AWSの成長、特に生成型AIをサポートするためのインフラ設備投資の増加に主に牽引され、前年比で大幅に増加すると予想しています。」

アマゾンの評価

アナリストたちは、2024年のアマゾンの年間売上高を6400億ドル弱と予想しています。

同社のEV/売上高比率は、過去にさかのぼるとおおむね3倍前後で推移しています。モーニングスターのアナリストは、アマゾンを3倍のEV/売上高比率で評価しており、私もこれに同意見です。これにより、現在のアナリストによる売上高の中央値予想に基づくと、1株あたりの適正価値は179.61ドルとなり、現在はやや4%程度過大評価されています。

アマゾンは好調に推移していますが、現在は過大評価されているのでしょうか?

私はアマゾンはアナリストの予想を上回る成績を収めるだろうと考えており、売上高は6430億ドルを超えると予想しています。EV/売上高比率を3倍とした場合、これにより1株あたりの目標価格は181ドルとなります。アマゾンがアナリストの予想を上回ると私が考える理由を以下に示します。

従来のセグメントの売上高は、アナリストの予想よりも高くなるでしょう。広告、オンラインストア、サードパーティセラーサービスは、ターゲット広告を通じて消費者をより多くのアマゾン商品購入に誘導することにより、このアウトパフォームをけん引するでしょう。

・AWSの売上高は、クラウド業界の市場リーダーとしての地位を維持し、30~35%の市場シェアを継続的に獲得するでしょう。これは、アマゾンがこの成長分野に多額の投資を行っているためです。

・アナリストによるアマゾン売上高の予想は、過去90日間で意外にも低下しています。これは、第1四半期にアマゾンが予想を上回ったにもかかわらず起こっています。

アマゾンは現在、1株当たり186.57ドルで取引されており、これは私の181ドルという評価よりもわずかに高くなっています。少し過大評価されていると思いますが、投資対象としての同社株には魅力を感じています。

アマゾンへの投資方法


アマゾン株に投資する最も直接的な方法は、単純に株式を購入することです。しかし、投資家はアマゾンへのエクスポージャー(投資対象への関わり合い)を高めるためにさまざまな方法を持っており、その中で私が特に気に入っている代替案の一つは、プットオプションの「売り」です。

アマゾン株は現在、わずかに過大評価されており、プットオプションは投資家がプレミアム(オプション料)を受け取りつつ、特定の価格で株式を購入する可能性を持たせてくれます。例えば、5月末に満期を迎えるオプションを見てみましょう。

私は株価が181ドル前後であればアマゾン株は割安と考えており、アナリストも180ドルを少し下であれば割安と考えています。よって、行使価格180ドルのプットオプションに焦点を当てましょう。

5月31日満期の180ドルのプットオプションは、1.25ドル前後で売られています。オプションは100株単位の契約なので、投資家ががこのプットオプションを売った場合、その日の180ドルで100株のアマゾン株を購入する権利に対して125ドルを受け取ることになります。

もしアマゾン株が180ドルより上で取引されていれば、オプションは価値がゼロで(権利を行使されずに)満期を迎え、投資家は125ドルのプレミアムを保持します。一方、その日の価格が180ドルを下回っていた場合、投資家は180ドルで100株のアマゾン株を購入することになります(これには18,000ドルの利用可能な資金が必要です)。

100株のアマゾン株を購入するだけの現金がない場合、もしくはそこまで多くのエクスポージャー(投資対象への関わり合い)を望まない場合、直接的に株式を購入する方が間違いなく良い選択でしょう。しかし、好きな銘柄(アマゾン)を望みの価格(180ドル)で購入する権利に対して、お金を受け取る(125ドル)ことは、ポートフォリオに収入を加える素晴らしい方法です。


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